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消費者物価指数の上昇率率は
 
所得税の103万円の壁があった30年間(平成7年~令和6年まで)と
 
103万円の壁がなくなり、160万円の壁(令和7年)178万円の壁(令和8年)が創設された
 
令和5年~令和8年の4年間で、同じくらいの上昇率(約12%)です。
 
103万円の壁(平成7年~令和6年まで)
 
いわゆる103万円の壁とは、基礎控除48万円と給与所得控除55万円の合計が103万円であり
 
それを超えると、所得税がかかり、配偶者控除が受けられなくなるおそれなどから
 
パートさんなどで、働きびかえをして、年収を103万以下に調整する動きを壁になぞらえたものです。
 
しかし、この103万の壁があった30年間も、物価は上昇しつづけたため
 
働きびかえをして、収入を落とすと、物価上昇に対し、実質的な収入が追いつかず
 
生活が苦しくなることもあり、見直されることになりました。
 
160万円の壁(令和7年)
 
消費者物価の上昇率は、平成全体(約30年)で約13%ほどなのにたいし
 
令和になって8年で約14%と、平成のころにくらべたら、急激に上がっています。
 
こうした状況に対応し、かつ、人手不足をおぎなうためにも
 
パートさんなどにも、もっと働いてもらうおうということで
 
基礎控除95万円+給与所得控除65万円=160万円の壁が創設されました。
 
178万円の壁(令和8年)
 
令和8年には、基礎控除104万円+給与所得控除74万円の合計178万円の壁が創設されました。
 
このうち、基礎控除の4万円、給与所得控除の4万円の引き上げは
 
令和5年10月~令和7年10月の消費者物価指数の上昇率約6%を
 
基礎控除58万円×6%、給与所得控除65万円×6%、とそれぞれ乗じて、算出しています。
 
まとめ
 
平成~令和にかけて、30年間あった所得税の103万円の壁は
 
デフレの長い時期もあった平成にあって、消費者物価の上昇がゆるやかだったため、存続できましたが
 
令和になって、消費者物価の上昇率が、あがってくると、あらたに160万円の壁、178万円の壁
 
と、壁がだんだん高くなってくるという状況になりました。
 
このコラムを書くため、あらためて、所得税の壁が高くなってきた理由を調べると
 
昨今の物価高の深刻さをあらためて、実感します。
 
 
 
 

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