会計ソフトの入力に関しては、入力そのものは、どの会計ソフトを誰が使っても
大きく変わりませんが、入力の前後に何をするかで、入力の価値に雲泥の差が出ます。
会計ソフトの入力の流れ
① 会計ソフトの入力の前に資料をわける
② 会計ソフトの入力をする
③ 会計ソフトの入力の後、残高をチェックをする
① 会計ソフトの入力の前に資料を分ける
会計ソフトの入力の前に、資料をまずは、プライベートでの支出のレシート類を除外します。
つぎに、それらを一月ごとにわけます。そして、初心者の方の場合、現金と預金にわけます。
そして、その月に、実際に入金や出金のあったものだけを会計ソフトに入力してゆきます。
初心者の方の場合、請求書などは、無視していいです。ただし、除外しないでください。
初心者の方で、発生主義(請求書の金額を請求のあった月に売掛金で売上を入力する)
にいきなり対応するのは、むずかしいと思います。
その場合、請求書などの出たタイミングと入出金の日付が
ずれるものは、いったん、無視し、決算の際に税理士に請求書を渡して、数字を反映させてもいいです。
② 会計ソフトの入力をする
会計ソフトの入力は、以下のようなものです。入力は、左の〇月〇日から入力してゆきます。
借方 貸方 金額 摘要 消費税コード
○月〇日 現金 売上 100 商品売上 11
上記の例では、一番右の消費税コードの11まで入力すると、会計ソフトの入力が
一つ、終わったことになります。
初心者の方には、摘要をまったく入力しない方もいますが、なるべく
入力するようにしてください。
③ 会計ソフトの入力の後、残高をチェックする
会計ソフトの入力をしたあとは、試算表を出してみましょう。
初心者の方にありがちなのは、試算表のなかの、貸借対照表の残高のうち、現金などでマイナスがつくことです。
現金は、物理的にマイナスには、ならないので、マイナスになっていた場合
現金で支払った経費が実際よりも多かったかどうかなど、もう一度、会計ソフトの入力内容を
見直して、修正することが大切です。
預金は、月末の通帳の残高と合っているか、確認します。
合っていなければ、数字が合うまで、会計ソフトの入力内容を見直して、修正します。
おわりに
初心者の方が会計ソフトの入力をする際、どの会計ソフトがいいか、どうやって入力したらいいか
に関心がゆきがちですが、会計ソフトの入力の前にプライベートの支出をまったく除外せず
そのまま、入力して、経費にしてしまったら、のちのち、税務調査で、バッサリ、否認されることになります。
また、会計ソフトの入力の後、現金がマイナスであるにもかかわらず、放置して
決算書をつくって、銀行にもちこんだら、信憑性が問われ、融資に不利になるおそれがあります。
そのため、初心者の方で会計ソフトの入力をする際は
入力の前の資料の分類や、入力の後の残高のチェックも必ず、行うようにしてください。