会社設立をしたら、税金のことが気になる方は多いですが
実務経験上、新設法人で法人税がたくさん出る
会社は、少ないと感じます。
このコラムでは、新設法人で法人税があまり出ない理由
について4つほどあげてみます。
新設法人で法人税があまり出ない理由①商売が軌道にのっていない。
新設法人で法人税があまり出ない理由として
そもそも商売が軌道にのらず、売上が上がっていない点が考えられます。
個人事業主から、法人成りする場合
新設法人とはいえ、まとまった売上が上がることは、よくありますが
脱サラして
新設法人を設立する場合など、商売が軌道にのっていないため
売上が上がらず法人税もかからないことが
よくあります。
新設法人で法人税があまり出ない理由②事業年度が1年に満たないこともある。
新設法人の場合、決算月を任意で決められます。
その場合、通常、1年の事業年度が会社設立の1期目のみ
半年になったりすることが、あります。
事業年度が通常より短い場合の
新設法人の利益は、1年まるまる費やした場合にくらべ
利益が少な目に計上されることもあり
法人税が出にくいとも考えられます。
新設法人で法人税があまり出ない理由③思ったより経費がかかることもある。
新設法人で、法人税があまり出ない理由として
役員報酬の設定等が、過大になった結果
思ったより経費が出る点も
考えられます。
商売が軌道にのっていたとしても
新設法人の設立段階で
収支予測が甘めだったりすると
思ったより経費が出ることがあります。
新設法人の設立の際は
収支予測が大切と
言えるでしょう。
新設法人で法人税があまり出ない理由④繰延資産の任意償却
新設法人で
法人税があまり出ない理由として
開業費や創立費等の
繰延資産の任意償却も
考えられます。
これらを償却しなければ
黒字となり
法人税の出る法人でも
設立1期目の節税を考慮し
任意償却により赤字を出し
法人税のかからない
新設法人もあります。
まとめ:新設法人と法人税以外の税金、社会保険料
新設法人が
法人税のあまり出ない理由として
4つほど、あげてきました。
新設法人の場合
法人税があまり出ない代わりに
法人住民税の均等割や
役員報酬の源泉所得税
などのほうが
負担が重くなる傾向があると
思います。
また
社会保険料なども同様です。
そのため
新設法人の場合
法人税があまり出ないから
といって
数字に無頓着であっては
いけないと思います。
数字の管理をしっかり
行おうと思ったら
身近な税理士に
相談するといいでしょう。