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2022.03.12
「決算」と「忙しい」

「決算」と「忙しい」

皆さんは、「決算」という言葉を目にしたとき

どんなことを思い浮かべるでしょうか?

「決算」という言葉は

会計用語であり

やや耳慣れないものですが

ときどき、家電量販店などに行くと

「決算○○セール」という広告が出されたりしています。

この決算とは

一般的には、財務諸表を作成し

税務申告を行うことを意味します。

「決算○○セール」という広告を出して

商品の大売り出しをすることにも

財務諸表や税務申告が関係しています。

商品を売ると

仕入れた商品の在庫が減ります。

そして、仕入れた商品と在庫の差額は

売上原価として、損益計算書に計上され

残った在庫は、貸借対照表に翌期以降も計上され

その期の最終的な財務諸表が完成します。

この財務諸表をもとに

会社は、税務申告をします。

要するに

日常生活でときどき目にする

「決算○○セール」という宣伝コピーにも

財務諸表や税務申告といったものが

関係しているのです。

この「決算」ですが

ときどき、「忙しい」という

イメージがもたれるようです。

「決算」は、なぜ「忙しい」のか?

理由は、ふたつ、あると思います。

ひとつは

会社側の事情。

もう一つは

会計事務所側の事情。

「決算」と「忙しい」:会社側の事情。

個人的な感覚ですが

「決算」で「忙しい」という

会社は、従業員が50名を超えるような

地元のちょっとした大きな会社かと思います。

そのような会社だと

在庫の集計や

経費書類の整理などで

決算だけで一月以上の時間がとられることは

ざらだと思います。

会社設立したばかりで

在庫もほとんどないような会社の場合

毎月の通帳のデータの保管や

給与明細や売上台帳の整理等ができていれば

「決算」で「忙しい」ということは

ほとんどないと感じます。

「決算」と「忙しい」:会計事務所側の事情。

「決算」で「忙しい」のは

むしろ、会計事務所側のほうだと思います。

多くの会社は

「決算」の際、通帳などを会計事務所に預け

会計事務所とやり取りをしています。

この会計事務所側では

会社ごとに決算期が自由に選べるので

毎月、会社の決算を処理しています。

そうなると

多い月には、一人の担当者で

決算を5件、6件と掛け持ちすることもあります。

また

所得税の確定申告や

年末調整、創業融資のサポートなどと

掛け持ちしながら

ひとつの会社の決算を処理することもあるため

ひとつひとつの会社の決算の規模が小さくても

「決算」は、「忙しい」ということになります。

「決算」と「忙しい」:まとめ

「決算」という言葉は

なんとなく耳にしたことがあっても

実際に、財務諸表や税務申告を行わないと

今一つ、ピンとこないものだと思います。

そして

「決算」がなぜ「忙しい」のかも

実際に、決算の際に

商品の在庫を数えたり

複数の仕事を掛け持ちしないと、実感できません。

このコラムが

そうした「決算」の裏側への

ささやかなご理解につながれば、幸いです。

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