日本政策金融公庫とは
100%政府出資の政策金融機関です。
日本政策金融公庫では
国民生活事業、農林水産事業、
中小企業事業の3事業がそれぞれ連携し
幅広いサービスを展開しています。
とはいうものの
この一言だけでは
日本政策金融公庫について
よくわからないと思います。
日本政策金融公庫とは
要するにどうゆうものか
わかりやすく示すと
下記の図になるのではないでしょうか?
日本政策金融公庫 信用金庫 国内銀行
融資先企業数 88万企業 112万企業 202万企業
平均融資残高 698万円 3,897万円 9,497万円
信用金庫や国内銀行に比べ
一社あたりの平均融資残高は少なく
小規模事業者を対象としていると言えます。
小規模事業者には
当然のことながら
新たに事業を開始するかたも含みます。
新たに事業を開始するかたは
信用力に乏しいことが多く
信用金庫や国内銀行から
お金を借りにくいため
そうした現状を補完するのが
公的な金融機関である日本政策金融公庫の役割です。
ちなみに日本政策金融公庫の貸付先の
7割は従業員が4人以下の事業所です。
要するに日本政策金融公庫とは
創業を含む小さな事業者の味方と
いえそうです。
日本政策金融公庫は創業支援以外にも
社会のセーフティーネット機能として
経営環境の変化などにより資金繰りに影響を受けた
中小企業を支援しています。
また、地震、台風、豪雪などの災害時の
復旧なども支援しています。