東京商工リサーチの調査によると
2018年で女性の社長は41万人を超え
2010年の21万人の約2倍となったそうです。
女性は出産後の就業率が約50%近くとなっており
(国立社会保障・人口問題研究所の統計)
中間管理層では10%前後となっています。
男性に比べ内部昇格が難しいことからも
起業に踏み切る女性は増えていると思います。
女性の起業する際の課題としては
2011年の経済産業省の調査によると
・事業に対するノウハウの不足
・開業資金の不足
といったところが主な課題となっています。
こうした課題を解決するため
フランチャイズで起業したり
日本政策金融公庫の創業融資を利用したり
する女性が増えているようです。
それは統計にもあらわれています。
2017年度のJFAフランチャイズチェーン統計調査によると
2017 年度の日本国内のフランチャイズチェーン数は、
8 年連続の増加となったことが報告されていますし、
日本政策金融公庫の2018年新規開業実態調査によると
5年連続で開業者に占める女性の割合は増えています。
公庫の調査でも
2018年の開業者のうち男性8割、女性2割
と男性の比率は依然として高いものの
30年前は男性9割、女性1割だったことから
様々な課題はあるものの
平成を通じ、
女性の起業の支援制度も充実してきたことから
女性の起業は増加傾向にあったと言えそうです。
働き方改革も問題となっている昨今
令和になっても女性の起業は増加傾向にあると思います。