起業したばかりでも
会計事務所に記帳代行を依頼せず
決算のみ格安で請け負ってもらうかたもいます。
たしかに、会計ソフトが手軽に使えるようになった分
よけいなコストをかけずに済ませたい
という思いは否定できません。
手前味噌かもしれませんが
年商1000万円未満…98,000円
年商2000万円未満…108,000円
年商3000万円未満…118,000円
年商5000万円未満…128,000円
年商1億円未満…138,000円
しかし、それだと時に節税や融資の面で
不利になることもあります。
事業年度終了後の決算整理から
申告書等の作成のみを依頼してしまうと
事業年度終了前に検討すべき節税対策が
おろそかになるおそれがあります。
起業したばかりでも税理士と顧問契約するメリットとして
・減価償却資産の購入
・倒産防止共済の加入
・修繕すべきものがないかの検討
といったことは
税理士と顧問契約すると
事前に整理できることが多いです。
また、融資に関しても
安易に使途不明金を仮払金や
代表者への貸付金で処理するなどし
お金の流れの整理を曖昧にしておくことは
危険をともないます。
会計ソフトの使い勝手がよくなったからと言って
会計ソフトが節税の提案や
融資に強い決算書のチェックをしてくれるわけではありません。
会計ソフトは基本的にデータ入力と
帳票の印刷くらいしかできないので
それ以上の付加価値を求める場合
起業したばかりでも
顧問契約をすることをおすすめします。