日本政策金融公庫の融資を受ける場合
借入申込書を書く必要があります。
日本政策金融公庫の借入申込書には
元金据置を希望する欄などがあるため
ひとつひとつの項目を慎重に埋める必要があります。
日本政策金融公庫の借入申込書には
表面と裏面があります。
表面には
・お申込人名
・お申込金額
・お借入希望日
・ご希望の返済期間
・元金据置
・毎月のご返済希望日
・ご返済金のお支払方法
・資金のお使いみち
・当公庫とのお取引
といった内容を書きます。
日本政策金融公庫の借入申込書には
・お申込人名、お申込金額、お借入希望日
を書かなければなりません。
日本政策金融公庫の借入申込書の記入例
によると、お申込人名の上段には
法人名・商号(個人事業主なら屋号)
を書きます。
この欄はゴム印でもかまいません。
下段には個人事業主の方・法人代表者の方の
名前を書きますが、ゴム印ではなく自署です。
お申込金額、お借入希望日を続けて書きます。
日本政策金融公庫の借入申込書には
本店所在地や営業所所在地
お申込人または法人代表者のご住所など
所在地に関して3つも書く欄がありますが
法人の場合は
本店所在地と営業所所在地がかぶることも
多いと思いますので
借入申込書の記入例のように
営業所所在地は「同上」と略してもかまいません。
個人事業主の場合は
本店所在地、営業所所在地、お申込み人のご住所が
すべて同じになることもあります。
その場合は、本店所在地のみ正確に書き
営業所所在地、お申込み人のご住所は
「同上」としてもだいじょうぶです。
日本政策金融公庫の借入申込書には
ご希望の返済期間、元金据置、毎月のご返済希望日と
借りる側の希望を記入する欄があります。
国民生活事業の新規借入では
運転資金が7年以内、設備資金が20年以内ですが
5年以内の返済を希望するのなら
ご希望の返済期間の欄に5年と書いてかまいません。
元金据置とは元金を据え置いて利息のみ支払うことです。
日本政策金融公庫の借入申込書では
この元金据置を希望することで
返済期間にゆとりをもたせることで
資金ショートを防ぐことができます。
日本政策金融公庫の借入申込書では
毎月のご返済希望日は
5日・10日・15日・20日・25日・末日から
選ぶことができます。
返済時、口座振替がかかる際に
残高不足だと延滞利息がかかります。
毎月のご返済希望日としては
得意先からの入金が着実に見込めそうな日のあとにするなど
残高不足にならない日を選ぶ工夫が必要かもしれません。
日本政策金融公庫の借入申込書には
ご返済金のお支払方法、資金のお使いみち
当公庫とのお取引について書く欄があります。
日本政策金融公庫の借入申込書では
以前は自動振替と公庫の口座へ振込の選択ができましたが
最近は口座振替に一本化されました。
法人であれば、会社の口座
個人事業主であれば、事業で使用する口座からの
振替が一般的だと思います。
運転資金と設備資金のそれぞれを埋めてゆきます。
注意書きとして
他の金融機関の借入金の借替えには
利用できない旨も日本政策金融公庫の借入申込書には
書かれています。
当公庫とのお取引ですが
以前は最新のお取引番号を書く欄がありましたが
最近の日本政策金融公庫の借入申込書ではなくなりました。
創業融資などではじめて公庫と付き合う場合は
当然「無」に丸をつければだいじょうぶです。
日本政策金融公庫の借入申込書では
担保・保証の条件として
A 担保の提供を希望しない
B 不動産等の担保の提供などを希望する
のいずれかを希望することができます。
新創業融資制度を希望する場合は、Aとなります。
日本政策金融公庫の借入申込書の裏面には
・公庫が申込者の個人情報を取り扱う際の同意事項
・連帯保証に対するご案内
・添付書類のご案内
が書かれています。
チェックを入れるのは
公庫が融資制度等に関するダイレクトメールを送ることに
同意しない旨に回答する項目のみです。
日本政策金融公庫の借入申込書の表面に比べたら
記載事項はほとんどありません。
日本政策金融公庫の借入申込書は
公庫のHPからPDFで出すことができます。
日本政策金融公庫の借入申込書の記入例も同様です。