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2019.07.06
失敗しないための飲食店の開業資金と創業融資

失敗しないための飲食店の開業資金と創業融資

飲食店の開業資金として

日本政策金融公庫の創業融資を利用されるかたは

たくさんいます。

目次

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由

①融資額

②開業率

③利用者

飲食店の創業融資前にチェックしておきたい7つの項目

飲食店の創業融資で失敗するケース

①立地が決まらない

②税金の滞納等

まとめ

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由①融資額

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由のひとつは

融資額によるかもしれません。

日本政策金融公庫の2018年の新規開業実態調査では

金融機関等の借入の平均は859万円

開業時の資金調達の総額の平均は1282万円でした。

飲食店の開業の際

内装工事等はおおむね1000万円台でおさまることが多く

自己資金で足りない場合

公庫の創業融資で適度な借入ができると言えそうです。

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由②開業率

厚生労働省の「雇用保険事業年報」によると

飲食店は最も開業率が高い業種です。

その一方で最も廃業率の高い業種でもあります。

こうした業種だからこそ

開業資金を調達し

廃業のリスクを防ぐためにも

公庫の創業融資の役割は大きいと言えます。

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由③利用者

飲食店の開業資金で創業融資が使いやすい理由として

利用者の多さがあげられます。

2018年の日本政策金融公庫の新規開業実態調査では

創業融資を受けた業種のうち

飲食店は上から3番目の14.7%でした。

公庫の創業融資は

創業補助金などに比べても利用者が多いのが特徴です。

利用者の多さは飲食店の開業資金として

創業融資の使いやすさを証明していると言えるでしょう。

 

飲食店の創業融資前にチェックしておきたい7つの項目

飲食店の創業融資前にチェックしておきたい

7つの項目です。

①過去5年間に債務整理したことがありますか?

②過去に消費者金融等を利用したことがありますか?

③過去に日本政策金融公庫で貸し倒れがありますか?

④クレジットカード等の延滞等がありますか?

⑤社会保険や税金の滞納等がありますか?

⑥不動産の差押等がありますか?

⑦電気、ガス等の支払いは期日通りですか?

飲食店の創業融資に限らず

これらすべて「なし」であることが前提です。

飲食店の創業融資で失敗するケース①立地が決まらない

飲食店の創業融資で失敗する

ケースで一番多いのは

立地が決まらない場合です。

創業融資を受けたいけれど

いい物件が出ないまま

時間だけが過ぎてゆくケースが多いです。

いい物件など待っていても出ません。

飲食店の創業融資を考えているなら

思い切って立地を決めるだけの

決断力が必要です。

飲食店の創業で失敗するケース②税金の滞納等

飲食店の創業融資の際に

これまでの税金の滞納等がきっかけで

融資が下りないケースがあります。

創業融資は

思い立った時に準備してもダメです。

それまでの生活態度などが

総合的に評価されます。

 

まとめ

飲食店の開業資金として創業融資を受けるには

立地が決まっていることが前提となります。

また、自己資金が0だったり、

税金を滞納していては話になりません。

公庫に申し込む前には

準備をしっかり整えてからにしましょう。

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