開業時に税理士に依頼したい。
できれば、格安で税理士に依頼したい。
そんな思いをお持ちではありませんか？
税理士に決算のみを依頼したり
会社設立や創業融資の依頼をしたりする条件で
顧問契約をすると
開業時でも格安となります。
決算のみとは
決算書や税金の申告書などの書類の作成のみを
行うというものです。
決算のもととなる
帳簿の作成などの業務は通常含まれません。
この税理士に決算のみを依頼するケースは
大きく分けて二通りあるようです。
ひとつは
自分で帳簿をつけており
決算だけを税理士に依頼する場合です。
もうひとつは
開業間もないあるいは事実上、休眠となっており
取引の量が少なく
帳簿をほとんどつけずに
決算だけを税理士に依頼する場合です。
会社設立や創業融資の依頼を税理士にすると
会社設立手数料や融資の成功報酬が
顧問契約と引き換えに通常よりも格安となります。
目次
開業時に税理士に依頼したほうがいい理由
開業時に税理士に格安で依頼する方法①自分で帳簿をつける
開業時に税理士に格安で依頼する方法②取引の量が少ない
開業時に税理士に格安で依頼する方法③会社設立、創業融資
開業時に税理士に格安で依頼する方法：まとめ
開業時は税理士以外にも専門家と相談
されると思いますが
開業と同時に納税の義務も生じます。
とりわけ法人税の申告などは複雑で
開業時から税理士に依頼するのが一般的です。
開業時に税理士に依頼する場合
通常は月数万円の顧問契約をし
税理士に記帳代行や経営のアドバイスをしてもらうと
開業時から本業に専念できます。
とはいうものの、開業時はお金がないのも事実です。
そうした場合に
開業時から税理士に格安で依頼する方法を
下記にまとめてみました。
中小企業の社長さんのなかには
開業時から自分で帳簿をつけるかたもいます。
そうした方の場合
開業時から会計ソフトで毎月試算表を自分で作って
税理士に決算のみ依頼することもあります。
開業時から自分で帳簿をつけて
税理士に決算のみを依頼するメリットは
・試算表の数字がリアルタイムで確認できる
・税理士報酬が抑えられる
・自らの計数管理能力が高まる
デメリットは
・帳簿の数字に監査が行き届かない
・自分で帳簿をつける手間が増える
といったところです。
税理士に決算のみを依頼するケースとして
開業したばかりや
事実上、休眠となっているケースがあります。
開業したばかりで
数か月後に法人税の申告をむかえる場合などは
開業費の集計が中心となり
帳簿の作成はほとんどしないこともあります。
また
当初の想定通り売上が上がらず
開店休業となっている場合なども同様です。
取引の量が少ないと
帳簿の作成はほとんど発生しないことから
顧問契約をしていても
事実上、税理士に決算のみを依頼するのと変わりません。
開業時に税理士に格安で依頼する方法として
合同会社や株式会社の設立の際に
一定の条件のもと税理士と顧問契約すれば
設立費用を格安にできます。
また開業時に税理士に格安で依頼する方法として
日本政策金融公庫の創業融資を受けようとする場合も
税理士と顧問契約すれば
融資の成功報酬を格安にできます。
開業時に税理士に決算のみを依頼すると
税理士報酬は抑えられますが
その分、自計化をするなどの手間もかかります。
また、決算のみの依頼だと
節税や融資といった相談を
年間トータルでしにくくなるおそれもあります。
開業時に会社設立や創業融資の依頼を
税理士にすると設立費用や融資手数料は抑えられるものの
税理士との顧問契約が前提となります。
開業時に税理士に格安で依頼する場合は
よくよく自社の状況を考えて検討したほうがいいでしょう。
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