2019.07.30

初心者向けの経理の3点セット

初心者向けの経理の3点セット

起業したのち

よく相談を受けることのひとつに

試算表を作成してもらうのに

どんな資料を用意すればいいんでしょうか？

というのがあります。

税理士事務所で試算表を作成するのに

必要な資料はざっくり言って

・レシート類

・通帳

・給与明細

の3点セットです。

決算書を作成する際は

これらに加え

・請求書

・在庫の集計表

・車等の購入の際の契約書

・金融機関への借入の返済表

・リース資産の支払明細

などなどが必要となります。

試算表を作成する場合

収益や経費は発生主義を必ずしも

とらなくていい分

経理に必要な書類はざっくりしたもので

済ませても問題はないと思います。

決算書は税務署や銀行といった

外部の利害関係者に提出するため

必要な資料も多くなります。

一方、試算表の場合

銀行に出すこともありますが

多くは会社の内部管理にあてられるため

上記の3点セットだけで

だいたいの状況をつかむことができれば

それで十分だと思われます。

これらの3点セットがあれば

エクセルに集計するだけで

業績の試算はある程度、自分でできます。

一月ごとに

現金払いのレシート類

通帳の支払いのうち経費となるもの

給与明細を

エクセルで経費として集計し

通帳のうち売上となるものを

エクセルで収益として集計すると

簡単な試算表はできてしまいます。

そのうえで

今後の収益と経費を見積もってゆくと

大まかな収支の見通しがたち

・今後、必要となる売上がいくらか

・今後、経費としていくら使えるか

・今後、どれだけ税金がでるか

といったことが予測できます。

起業をしたら

だいたいの数字の予測がつけられるように

自分で数字を管理できるようしたほうが

いいのかもしれません。

そのための経理の3点セットが

・レシート類

・通帳

・給与明細

ではないかと思います。

 

 

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