日本政策金融公庫の創業融資の際に
過去の債務整理の経験を気にする方は
多いです。
このコラムの内容は
ちょっと怖いお話です。
目次
・債務整理は5年とよく言いますが…
・本当は怖い総合的な判断
日本政策金融公庫の
創業融資の際に
過去の債務整理の経験が
足かせとなり
新規に会社を設立しても
創業融資が受けられるかどうか
不安になる人は
珍しくありません。
その過去の債務整理の
時効の目安とも
言われるのが5年です。
ところが
明らかに過去の債務整理から
5年は経過していても
創業融資が断わられるケースもあります。
この場合
債務整理の5年経過以外の要因が
総合的に作用していると
考えられます。
ある日本政策金融公庫のＯＢは
その著作で
創業融資の審査に明確な基準はない
と書いているように
債務整理から5年経過していても
創業融資の審査で
落ちるときは、落ちます。
債務整理の5年が経過していても
売上や自己資金
事業経験などからなる
総合的な判断に照らし
厳しい場合は、落ちます。
この融資担当者の
総合的な判断については
公庫も具体的には
説明してくれません。
あくまで担当者の創業融資の経験や
申し込む方の条件によって
総合的な判断がなされます。
ただし
これらの総合的な判断を
多く見てきた税理士等であれば
おおむね感覚的に
創業融資がうまくいきそうかどうかの
検討はつくものです。
創業融資の相談は
そうした税理士等にしてみるといいでしょう。
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