税金滞納では
公庫融資、制度融資
も難しいでしょう。
公庫融資では
固定資産税の領収書が
制度融資では
融資の申し込み資格に
市税の完納などが
求められることが
あるからです。
目次
・税金滞納とは
・税金滞納と公庫融資
・税金滞納と制度融資
税金の滞納とは
納税者が税金を
任意に完納しない
ことを指します。
税金を完納しない
といっても
すぐに
差押えなどが
行われるわけではなく
税務署により
督促が粘り強く
行われるのが
通例ですが
税金滞納は
社会的な信用力を
失うもととなります。
日本政策金融公庫の
創業融資の際に
面談で求められる
資料の一つに
固定資産税の
領収書があります。
公庫融資を
受ける際
公庫に税金滞納が
知られると
融資が断られる
ことがあります。
当税理士事務所でも
資金調達の
ご相談を受けた際は
税金滞納がないかは
確認するように
しています。
川口市の制度融資でも
融資の申し込み資格に
市税を完納
していることが
あげられています。
北区中小企業融資でも
融資あっせんの
要件のひとつに
を完納していること
あげられています。
自治体の
制度融資でも
税金滞納だと
厳しいのではないか
と思います。
これまでの
経験上
税金滞納する人の
特徴として
応答性の弱さを感じます。
近代社会は
人間通しの
契約により
responsibility
が倫理の規範と
なりました。
responsibilityとは
責任や応答性を
意味します。
税金の完納も
こうした
responsibility
に基づく行為と
考えられますが
税金を滞納する方の
多くは
連絡が取りにくく
こちらから
電話しても
すぐに切ってしまい
応答性に欠けて
しまいます。
それは
そのまま
融資をする側にも
応答性が欠けると
受け取られ
融資の返済義務を
怠るととらえかね
られません。
納税も融資も
責任感が第一です。