会社設立の際の
定款の紛失は
絶対に防ぎたいものです。
とはいうものの
定款を紛失してしまったら
どうすればいいのか?
目次
・定款の紛失のデメリット
・定款を紛失したらどうする
・定款を紛失しないために
会社設立をした
直後に定款を
紛失したとしても
専門家に頼めば
すぐにコピーが
もらえると思いますが
それでも
定款を紛失すると
青色申告の承認申請では
事業年度や資本金の額を
正確に記載することは
難しいです。
また
会社設立の初年度の
法人税の申告では
均等割の端数計算のために
定款を通じて
正確な事業年度を
確認する必要があります。
定款を紛失すると
こうした
税金の計算も
正確にできません。
さらに
会社を設立してから
しばらく
無申告で
過去の申告書類も
どこかへ
行った場合に
再起をかけて
確定申告しようと
しても
定款がないと
正確な事業年度が
わかりません。
定款の紛失の
デメリットを
税務に関して
述べてきましたが
税務申告が
正確でないと
融資や給付金等に
悪影響を与えます。
つまり
定款の紛失を
放置しておくと
それは
税務を起点に
会社の様々な面に
悪影響を
与えかねないのです。
定款を紛失したら
法務局では5年間
定款を閲覧できますが
5年を過ぎたら
会社設立時に
登記を依頼した
司法書士等に
連絡をとるのも
いいでしょう。
あるいは
定款を紛失したら
ひとまず
インターネットで
定款を紛失した
場合の対処法に
ついて情報を
集めるのも
有効です。
定款を紛失
しないためには
定款の作成を
専門家に依頼し
保管してもらう
必要があります。
あるいは
税理士他
信頼できる人間に
定款の写しを
複数、データで
送っておくなど
すれば
いざ定款を紛失した
としても
複数の人間から
定款の所在を
確認できます。
あるいは
定款のデータを
自分のスマホや
パソコンに
複数、分散させて
おくことなども
有効です。