確定申告を
したあと
紙で製本をして
お客様に
お渡しするのが
税理士事務所の
慣例ですが
それは
ペーパーレス化
の際の
聖域
なんでしょうか?
国税庁でも
タックスアンサーや
電子申告の
整備に力をいれ
確定申告の
ペーパーレス化
は進んでいます。
また
納税者の方も
確定申告に
必要なデータは
紙ではなく
PDF形式で
送っていただく
ことが増えてます。
持続化給付金の
申請でも
確定申告の
データは
電子申請が
原則とされ
ペーパーレス化
しようと
しています。
こうしたなかで
税理士事務所で
勤務していると
ときどき
確定申告の
データは
ペーパーレスと
紙の両方で
返すように
お客様から
求められる
ことがあります。
税理士事務所
のなかには
確定申告のあと
申告書や
添付書類を
紙でキレイに
製本して
お客様に返すのが
確定申告の
商品価値を
高めると
考えている
事務所
もあります。
たしかに
税理士事務所
の商品は
確定申告の書類
なので
ペーパーレス化
せずに
製本をキレイに
整えることは
大切です。
しかし
社会全体が
ペーパーレス化
の方向に
向かう中
確定申告の
書類を
紙の製本にして
ありがたがり
聖域化するのは
どうなのか?
確定申告の
書類は
ペーパーレスで
返してくれれば
いいという
お客様の
理解もあります。
一方で
確定申告の
書類は
その税理士
事務所が
提供できる
サービスの
可視化でもあり
確定申告の
書類の製本は
税理士事務所
にとって
ペーパーレス化
したくない
作業の
一つとも言えます。
確定申告の
ペーパーレス化は
時代の流れです。
とはいえ
税理士事務所
にとって
確定申告の
ペーパーレス化は
サービスの
可視化を
やや阻むもの
なのか?
確定申告の
ペーパーレス化は
税理士事務所に
そんな
問題意識を
投げかけている
ような気がします。