個人事業を開業するのであれ
会社設立するのであれ
起業するうえで頭がいいに越したことは
ありませんが
起業するうえで、頭がいいというのは
それほど、重要なことではありません。
目次
・頭がいい人と起業
・頭がいい人もふくめ、起業で備えておきたい要素
頭がいい人って何だろう?
という素朴な疑問を
起業する起業しないに
かかわらず
抱いたことのある方は
多いと思います。
頭がいい人というのは
立派な大学を卒業しているとか
論理的な思考力が優れているとか
記憶力がいいとか
そんなイメージかと思います。
しかし
それらの要素を
すべて兼ね備えていた
昭和のエリート軍人でさえ
国を亡ぼすこともある以上
頭がいい人の定義は
難しいと思います。
起業の際
頭がいい人というのも
おおきなくくりでいえば
やがて会社を潰す恐れも
あります。
いくら立派な大学を出て
情報収集をし
分析を重ねても
起業したら何が起きるか
わかりません。
起業とは、それだけ
リスクの高いものです。
そのため
頭のいい人が
起業して成功するとは
限らないのです。
個人事業であれ
会社設立であれ
起業はリスクの高いものです。
単に頭がいいだけでは
起業は、難しいと思います。
昭和の日本が戦争に負けたのは
頭のいい人が作戦を指揮しながらも
物理的な備えが足りないことでした。
起業においても
それは、同様です。
自己資金や創業場所の確保
創業融資、創業に必要な設備の確保
といった物理的な備えを
しっかりしておくことが
起業してからの
リスクへの備えとなります。
もちろん
これらに加え
見込み客のリストや
同一事業の経験値
起業のリスクを恐れない勇気
といったものも重要です。
起業の際
頭がいいに越したことは
ありませんが
これらの準備がしっかり
できていることのほうが
起業では、はるかに重要です。
要するに
起業において頭がいいというのは
・ヒト・モノ・カネ・情報
のうちの
・情報
といった側面をおさえているに
すぎません。
実際、起業でものをいうのは
・ヒト・モノ・カネ・情報
の総合力です。
いくら頭がいい人であっても
自己資金が0で起業するのは
ハードルが高いですが
逆に
自分は頭がいいと思っていない人でも
自己資金が一定の水準にあり
必要な人材、情報収集や創業場所の確保
などができていれば
起業のハードルは
それほど、高くありません。
起業の際は
こうした準備をしっかり行ったうえで
ソクラテスのように
むしろ
自分は、頭がいいと思わず
いろんな人の意見を聞く姿勢のほうが
重宝されると思います。