一人親方のデメリットとして
収入が減るリスクや
確定申告の煩雑さ
融資の受けにくさなどが
あげれますが、これらの
デメリットについて
本当のところどうなのかを
考えてみます。
目次
・一人親方のデメリットの本当の真実①収入が減るリスク
・一人親方のデメリットの本当の真実②確定申告が煩雑
・一人親方のデメリットの本当の真実③融資の受けにくさ
・一人親方のデメリットの本当の真実:まとめ
一人親方のデメリットとして
収入が減るリスクは
たしかにあります。
コロナ禍だと
現場に人手制限があり
仕事が長期化するため
効率よく仕事ができず
収入が減るなどといった
お話をよく聞きます。
しかし
一人親方の場合
ヨコのつながりがあることが多く
困ったときでも
ある程度は
仕事が融通してもらえることがあります。
そのため
たしかに一人親方のデメリットとして
収入が減るリスクはありますが
収入が極端に減ることは
考えづらいと思います。
一人親方のデメリットとして
確定申告が煩雑と
思われる方もいるかもしれません。
しかし
確定申告は
税理士に丸投げすれば
そんなに煩雑ではありません。
たしかに
確定申告の丸投げのため
余計な費用がかかるのは
一人親方のデメリットかもしれません。
しかし
確定申告は
融資や協力金等を受けるためにも
必要であり
多少のコストをかけて
税理士に丸投げしたとしても
それほど、大きな痛手にはなりません。
また
確定申告に時間をとられることが
本業にとって
デメリットだとしても
税理士に丸投げすれば
本業の時間をとられるという
デメリットは、回避できます。
個人事業主である一人親方は
融資が受けづらいと
思われることは
一人親方のデメリットとして
とらえられているかもしれませんが
日本政策金融公庫の創業融資では
融資申込について
個人と法人とで大きな違いは特にない
こととされています。
創業融資を受けるうえで
個人と法人のどちらが
有利ということはありませんので
一人親方だからといって
融資制度上
必ずしもデメリットばかりとは
限りません。
一人親方のデメリットについて
あげつつ、その本当のところについて
少し、立ち止まって、考えてみました。
ここにあげたのは
一人親方のデメリットのごく一部ですし
そのデメリットの本当のところというのも
ヒトによって、解釈の仕方は、異なるので
一概に、こうだとは、言い切れません。
ただ、このコラムで考えてみたいのは
こうした一人親方のデメリットについて
不安を払拭してゆくことで
勇気をもって、起業してゆく
きっかけになれば、いいのでは?
ということです。
この一人親方のデメリットについての
コラムが、多少は、お役に立てば幸いです。