税理士は、土日が休みのところが多い。
というのも、意外と知られていないことがあります。
意外と知られていない税理士のルーチンとは。
目次
・税理士の1年のルーチン
・税理士の1ヶ月のルーチン
・税理士の1週間のルーチン
・税理士の1日のルーチン
・意外と知られていない税理士のルーチン:まとめ
税理士のルーチンとしては
1年中、法人の決算をしつつも
12月~1月にかけては
年末調整や給与支払報告書
法定調書等の作成と提出をし
2~3月にかけては
所得税の確定申告をし
7月に源泉所得税の納期特例のサポートをし
というのが、だいたいのところです。
意外と知られていない税理士のルーチンとしては
相続税の申告をすべての税理士が
1年を通じて、行うというわけではないということです。
その他のルーチンとしては
ときどきやってくる税務調査
毎月の帳簿整理や、給与計算、訪問
起業の相談、税理士会の研修の受講などがあります。
税理士の1ヶ月のルーチンは
月初に自分の事務所の試算表を作成したうえで
申告期限のある法人の決算や
帳簿整理、給与計算、訪問などがあります。
月末は、家賃などの各種支払いや
関与先からの入金状況などを
チェックします。
税理士の1週間のルーチンは
月曜日~金曜日までは
午前9時くらいから出勤し
土日は、基本的に休みです。
ただし
忙しい時期になれば
業務は、平日でも夜遅くになりますし
会社設立や創業融資の相談等であれば
土日も出勤することもあります。
平日に税務の研修等が外部であれば
事務所に出勤するのは
午後からということもあります。
税理士の1日のルーチンとしては
事務所の掃除や朝礼
関与先からのメールやFAX
書類のチェックにはじまり
個人の確定申告や、法人の決算
帳簿整理、給与計算、訪問
関与先との打ち合わせや、研修等です。
上記の税理士のルーチンは
ごく一般的な税理士のルーチンを
想定したものです。
一口に税理士のルーチンといっても
税理士ごとにルーチンは
異なります。
事務所の経営計画を年末に作成するのが
ルーチンとなっている税理士もいれば
毎年、税務のセミナーを開催するのが
ルーチンとなっている税理士もいます。
相続税の申告がルーチンの税理士もいれば
会社設立の相談がルーチンの税理士もいます。
また、コロナ禍のもとで
これまで毎月
訪問するのがルーチンとなっていたのが
オンライン会議に変わったこともあります。
税理士のルーチンも
その税理士の個性や
時代とともに変わってくるものだと思います。