税理士との顧問契約って
そもそも必要なのかどうか・・・
税理士との顧問契約の5つのメリットや
流れ、料金を具体的にご紹介します。
目次
・税理士との顧問契約の5つのメリット
・税理士との顧問契約の流れ
・税理士との顧問契約の料金
税理士との顧問契約の5つのメリットとして
下記のようなものが、あげられます。
・相談しやすくなる。・ミスが減る。・申告期限に間に合いやすくなる。
・経営状況がタイムリーに把握できる。・情報収集に役立つ。
税理士と顧問契約するメリットとして
税理士に相談しやすくなる点が、あげられます。
顧問契約の場合、年に一回の決算のスポット契約と異なり
多い方で、毎月、少ない方でも、半年に一度くらいは
税理士と接する機会が生じます。
その分、スポット契約の場合に比べ
税理士に相談しやすくなると言えます。
税理士と顧問契約するメリットとして
顧問契約を通じて、書類のやり取りなどを
頻繁に行っていれば
決算書類の経費のひろいもれなどの
ミスが減ります。
あるいは、毎月、会計データのチェックを
税理士に依頼するなどすれば
会計データの入力ミスも減ります。
税理士と顧問契約するメリットとして
申告期限に間に合いやすくなる点もあげられます。
スポットで確定申告の依頼などを税理士にしている場合
税理士からすると、スポットで依頼するかどうかは
納税者の意思によるため、申告期限が迫っても
督促などは、しにくいものですが
顧問契約の場合、毎月、顧問料をいただいている以上
申告期限に間に合わせるという責任感が、強まります。
そのため、スポット契約より、顧問契約のほうが
申告期限には、間に合いやすくなると思います。
税理士と顧問契約するメリットとして
経営状況がタイムリーに把握できる点もあげられます。
顧問契約して、毎月、税理士から試算表を送られてくれば
今月は、赤字なのか、黒字なのか
タイムリーに数字で把握できます。
そうすれば、経営環境の変化にスムーズに対応できる可能性が
高まります。
税理士と顧問契約するメリットとして
情報収集に役立つ点もあげられます。
昨今のインボイスや定額減税にしても
こうした税務に関する話題の情報収集としては
税理士に聞いてみるのが、いいです。
スポット契約のように年に一回の依頼では
こうした情報収集としての税理士の活用は
難しいでしょう。
税理士との顧問契約の流れとしては
まず、インターネットや知人の紹介などから
税理士を探すことから、はじめます。
つぎに、税理士に電話やメールで
アポイントをとり
オンラインミーティングか対面での相談となります。
その際、手ぶらでもかまいませんが
過去の決算書や売上のわかる資料などが
あるといいでしょう。
会社設立後であれば
定款や登記簿などがあるといいでしょう。
契約内容に合意できたら
契約書を交わすこともあります。
(契約書なしの税理士事務所もあります。)
税理士と顧問契約を締結するまでの
流れのなかで
重要なのは、相性だと思います。
税理士のHPをいくら見ても
実際に会ったときの感覚と
ずれていたら、他の税理士にしても
いいと思います。
税理士とお客様の関係性についての
個人的な見解ですが
つまるところ
くっつくときは、くっつきますし
はなれるときは、はなれてしまう
といった感じが強いです。
税理士と顧問契約をする際は
料金やサービス内容もさることながら
この税理士とは
馬が合うかどうかといった
直感的なところを
決め手とするといいのでは
ないでしょうか?
税理士との顧問契約の料金ですが
顧問契約の料金表がある税理士事務所と
顧問契約の料金表がない税理士事務所があります。
料金表がある税理士事務所であれば
それをHPに公開していることが多いので
そちらをチェックするといいでしょう。
税理士との顧問契約の料金ですが
個人事業主や新設法人の場合
年間20万円~30万円くらいと
割安になると思います。
年商が1億円を超えてくると
年間30万円~40万円くらいの
出費は、最低でも覚悟しておきたいところです。
税理士との顧問契約の料金は
個々の事情によって異なってきます。
個別のご相談は、それぞれの
税理士事務所に確認するといいでしょう。