確定申告をはじめ
税理士に丸投げできることは
丸投げしたいと思う方は
たくさん、いると思います。
たしかに
税理士に丸投げすれば
自分でやるより
正確な処理がなされ
その分の時間や労力を
本業に投入することができます。
ところが
税理士に丸投げすることで
自社の経営状況をこまめに
確認しなくなったり
税理士の作成した
確定申告の内容を鵜呑みにしたりすると
危険なことになりかねません。
自社の経営状況や
自身の確定申告の内容を
一番、知っているのは
ご自身です。
そのため
たとえ、税理士に丸投げする場合であっても
日ごろから、自らの売上や
所得控除の内容などを
ある程度、把握しておくことが
大切です。
そうすることで
丸投げしたあとにできあがった
決算書や確定申告書に
自身の感覚とずれがあった場合
修正が可能となります。
丸投げされた税理士としても
そうした納税者の感覚と
決算書や確定申告書の数字のずれがないかどうかを
確認するはずです。
その際
日ごろから、ある程度
そうした数字に気をつかっていれば
数字の内容が正しいものかどうかの
チェックが働くはずです。
そうした日ごろの数字の管理を
おろそかにしてしまったうえで
税理士に丸投げしてばかりいると
ときに
決算書や確定申告書の内容が
真実と異なってしまうことがあります。
税理士に丸投げすること自体は
よくあることですが
その際も
ご自身で、証拠資料等の
管理は、ある程度しておき
必ず、できあがった決算書や確定申告書を
ご自身で、チェックする必要はあるでしょう。
そうしたチェックする習慣をもちつつ
税理士に丸投げする分には
決算書や確定申告書が
真実と異なることは
あまりないと思います。