リモートで税理士とはじめて接する方向けの
ガイダンスです。
目次
・はじめてのリモート税理士:リモート税理士とは
・はじめてのリモート税理士:リモート税理士のメリット、デメリット、料金
・はじめてのリモート税理士:リモート税理士の始め方
リモート税理士とは、一言でいえば
税理士とインターネット回線で、情報を共有できる状態です。
税理士とインターネット回線で情報を共有できる状態とは
インターネット回線上に
預貯金などの帳簿書類や、会計データを保存し
インターネット回線上で
税理士とオンライン相談などができる
といった状態です。
税務申告ももちろん、電子申告が基本であり
紙は、ほとんど、つかいません。
リモート税理士と従来の税理士の違いと言えば
・インターネット回線を通すかどうか
・紙をつかうかどうか
です。
たとえば
従来の税理士は
徒歩や自転車を使い、町のパン屋さんの店舗に
直に紙で印刷した試算表を届けましたが
リモート税理士は、インターネット回線を使い
パン屋さんの店舗に直に行かなくとも
試算表のデータを、共有します。
リモート税理士のメリット、デメリット、料金について
まとめます。
・リモート税理士のメリット
□移動時間の削減 □広範囲の税理士選び
・リモート税理士のデメリット
□ときどき接続不良 □従来の慣習になじまない
・リモート税理士の料金
□業務内容を点検すれば、税理士費用を削減できる可能性がある
リモート税理士のメリットとして
帳簿書類や会計データをインターネット上で共有できることから
税理士事務所まで、届けに行く必要はありません。
また、法人税の申告他、電子申告等でできることはやるので
税務署まで行く機会も減ります。
また、リモート税理士のメリットとして
日本全国、北から南まで、広範囲から
インターネット回線を通じ、自分に合った税理士を見つけることもできます。
リモート税理士のデメリットとして
ときどき、インターネット回線が接続不良になる点があげられます。
また、従来の慣習として
会社や事務所の近くの税理士事務所に気軽に立ちよって
書類を届けたり、世間話をしたりするといった親しみやすさも
リモート税理士からは、感じられなくなります。
リモート税理士の場合
業務内容を点検すれば、税理士費用を削減できる可能性があります。
たとえば
税理士が、会社に毎月、片道30分かけて、訪問していたのを
リモートに切り替えるだけでも
年間の税理士費用は削減できる可能性があります。
もっとも、リモートに切り替えたとしても
その分、データの共有がリアルタイムでできるようになり
税理士の試算表の完成のスピードが速くなるなど
満足の行くサービスに変われば、必ずしも
税理士費用が削減できるとは、限りません。
リモート税理士の始め方ですが
インターネット回線をつなぎ
税理士とオンラインでやりとりできれば
いつでも始められます。
税理士とオンラインでやりとりできる状態とは
パソコンなどを用意し、メールの送受信ができ
メールにPDFなどのファイルを添付できる状態です。
必要に応じ、会計ソフトなどの
クラウドデータの共有などもできれば
さらにいいです。
その場合、税理士とログインのIDなどを共有することになります。
リモート面談の仕方ですが
Zoomというリモート面談のツールを使った場合
パソコンに税理士からZoomへの招待メールが届きます。
そのURLをクリックすると
Zoomの画面が起動します。
今のところ、40分までは、無料で面談ができます。
Zoomを使うため、新たにカメラなどを
追加で購入する必要はありません。