個人事業主であれ
会社設立であれ
決算も2回目になると、慣れが出てきます。
このコラムでは、そんな慣れによるメリットを
簡単にみてゆきます。
目次
・決算の2回目のメリット①財務書類の見方
・決算の2回目のメリット②節税対策
・決算の2回目のメリット:まとめ
決算の2回目のメリットとして
貸借対照表や損益計算書などの見方への
理解が深まる点があげられます。
決算がはじめての場合
税理士による財務書類の説明などを聞いても
ピンとこなくても
決算が2回目の場合
どの書類で利益が出た、出ないを確認したらいいのか
など、理解が深まることもあるでしょう。
決算を通じて、少しずつ
財務書類への理解を深めることで
どのくらいの税金を払って
どのくらいお金を残しておけばいいかなどの
見当もつきやすくなってきます。
決算も2回目を迎えると
決算に必要な資料のご提出も早くなることがあります。
その場合
早めに決算の整理前の試算表等が打ち出せることから
決算月までに、節税対策を打てる可能性も出てきます。
決算の際は、一定の要件のもと
決算賞与等を検討する方もいると思います。
その場合も、税理士に資料を早めに渡し
早期の節税対策について、検討することが重要です。
個人事業主であれ
会社設立であれ
税理士に2回目の決算を依頼した場合の
慣れによるメリットを簡単にみてきました。
2回目の決算の場合
財務書類への慣れや
決算に必要な資料をご用意することへの慣れが
あるかと思います。
そうした慣れにより
事業の数字について
より深く理解することができ
節税対策も打ちやすくなります。
決算に不慣れなかたは、税理士とご相談のうえ
早めに決算に慣れていただくと
よろしいかと思います。