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2022.10.28
意外と大変なレシートの入力代行

確定申告も近くなってくると

たまったレシートを会計ソフトに入力する作業が

必要となることがあります。

毎年、レシートの入力代行を依頼されるなかで

意外と大変かもしれないと思われる点をまとめてみます。

目次

・意外と大変なレシートの入力代行①消えた数字

・意外と大変なレシートの入力代行②少額減価償却資産

・意外と大変なレシートの入力代行③消費税の税率区分

・意外と大変なレシートの入力代行:まとめ

・意外と大変なレシートの入力代行①消えた数字

駐車場の利用料金のレシートなどで

半年ほど、経過したもののなかには

ときどき、利用日や利用料金を示す数字の印字が

薄れてしまっていることがあります。

この場合、必要経費としてレシートの入力をしようとしても

数字が消えてしまっているため、入力ができません。

レシートといっても、意外とデリケートなものです。

クリアファイルに保管するなど

保管の仕方には、一定の配慮が必要です。

・意外と大変なレシートの入力代行②少額減価償却資産

青色申告者が30万円未満の

少額の減価償却資産(パソコン等)を購入した場合

即時償却の要件や適用期限を満たすかどうか等を

確認したうえで、レシートの入力をする必要があります。

法人税の申告では、別表16(7)を添付することも

必要な手続きとなっていることから

レシートの入力とは別に

減価償却資産として登録し、別表を作成する段取りを

整えておく必要も出てきます。

少額減価償却資産と思われるレシートが出てきた場合

意外と確認することは、多いと思います。

・意外と大変なレシートの入力代行③消費税の税率区分

レシートの入力代行をしていて

意外と大変なのは、コンビニのレシートです。

コンビニのレシートには

標準税率(10%)と軽減税率(8%)の両方が

混じっていることが、よくあります。

消費税の免税事業者や簡易課税を選択している事業者の場合

この点は、気になりませんが、一般課税の事業者の場合

税率ごとにレシートの入力をする必要があることから

意外と大変です。

・意外と大変なレシートの入力代行:まとめ

確定申告の際

レシートの入力は、それほど難しいものではありません。

ただ、上記以外にも

プライベートな支出と事業に必要な経費を分けたり

個人住民税の領収証書を経費から除外したり

と、入力の際は、いろいろと心がけることがあります。

これから確定申告される方は

こうした点もふまえ、レシートを自分で入力するか

入力代行を依頼するか、ご検討されてもいいかと思います。

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