個人事業を法人化してからの
流れを簡単にまとめてみます。
目次
・法人成り直後の流れ
・法人成りしてしばらくたってからの流れ
・おわりに
法人成りする際
真っ先に考えるべきは
いつ、会社設立の登記をするかです。
それにともない
以下の検討が必要です。
・個人事業の廃業届等の提出
・会社から支払う給与の計算
・税務署等へ法人設立届などの提出
・日本年金機構等への社会保険料関係の手続き
・インボイスの登録
・会社の銀行口座の開設手続き
・個人事業から会社への資産等の引き継ぎ
・業種によっては、許認可関係の手続き
これらの手続きに関し
自分ですべて行うのが難しい場合
税理士等へ相談することを
おすすめします。
法人成りするタイミングにもよりますが
法人成りしてしばらくたってからは
以下の検討が必要です。
・給与の源泉所得税の納付(7月、1月)
・給与の年末調整
・会社の帳簿の作成
・会社の決算
・会社の給与と個人事業等の確定申告
法人成りの際は
会社名、資本金、本店所在地
役員報酬などの初期設定が煩雑なようですが
その後の会社の運営に大きな影響を与えることもあります。
日本政策金融公庫の創業融資を受ける受けないにかかわらず
こうした初期設定をしたうえで
一度、簡単な創業計画書を立てて
法人成り後の収支を予測することも大切です。