税理士は、普段、何をしているか?
について、個人的な見解を簡単にご紹介します。
目次
・税理士は、普段、何をしているか?:基本業務
・税理士は、普段、何をしているか?:繁忙期と閑散期、付随業務
・税理士は、普段、何をしているか?:職員の人数、信頼関係
・税理士は、普段、何をしているか?:まとめ
税理士は、普段、何をしているか?
といっても、税理士もたくさんいるため
千差万別です。
ただ、税理士の基本業務は
税務相談や税務書類の作成、記帳代行などです。
税務相談は、確定申告の仕方など、一般的なものと
不動産や相続など、専門性の高いものに
大別されます。
税務書類や、記帳代行などは
確定申告書や試算表といった書類の作成が中心となります。
関与先によっては、給与計算や納税予測をした表なども
求められることがあります。
これらに加え
基本業務としては、ときどき税務調査があります。
税理士は、基本的に事務所のなかにいることが多いですが
訪問や研修、税務調査などで、事務所の外に出ることもあります。
昨今では、税理士の基本業務のうち
税務相談もオンライン面談が増え
税務書類のやりとりも電子メールが主流となる傾向にあります。
税理士は、普段、何をしているか?
といっても、税理士の繁忙期と閑散期
付随業務によっても
異なってきます。
税理士の繁忙期は
個人の確定申告の件数が多い2月~3月
会社の法人税の申告の件数が多い5月あたりが、一般的です。
これらの繁忙期は、上記の基本業務のうち
税務書類の作成が中心となります。
一方、閑散期は
税理士会の研修や、HPの更新、新規の関与先との面談
といった付随業務が中心となることがあります。
もっとも、付随業務といっても
税理士によっては
一年を通じて、相続や資金調達、経営計画の進捗管理、会社設立の相談なども
請け負っています。
税理士は、普段、何をしているか?
といった際の付随業務は
DXに強い税理士、相続に強い税理士
都市部の税理士、郊外の税理士など
その税理士の専門性や地域性などによっても
大きく変わってきます。
税理士は、普段、何をしているか?
は、職員の多い少ない、あるいは
職員への信頼度によっても
変わってきます。
職員が少ないもしくは、いない税理士は
上記の基本業務や付随業務を繁忙期と閑散期で使い分け
自分で、やることが多いですが
職員が多いもしくは、職員への信頼の厚い税理士は
事務所の管理(経営計画の進捗状況の確認や、税務書類のチェック等)
がメインとなり、基本業務や付随業務といった実務から
一定の距離を置くことがあります。
税理士は、普段、何をしているか?
ですが、基本的には、上記の
基本業務や、付随業務になります。
ただ、その基本業務や付随業務は
税理士の関与する関与先の
地域や業種、規模、DXの進め方、などによって
変わってきますし
税理士事務所内の職員の人数や信頼関係によっても
変わってきます。
このコラムは、税理士が普段、何をしているか?
といった素朴な疑問に答えるために
これまでの実務経験を総合的に振り返り
簡潔に書いたものです。
あくまで、税理士が普段、何をしているか?は
個人差があることをご了承ください。