税理士が、試算表や決算書の作成、メールへのレスポンス等が
遅いと、関与先には、不快感を与えてしまいます。
このコラムでは、そうした仕事やレスポンスが遅くならない
税理士へと、なるため、日ごろ、実践していることを3つほど、あげてみます。
目次
・仕事やレスポンスが遅くならないために①郵便、電話、FAX、メール、Lineは、毎日チェック
・仕事やレスポンスが遅くならないために②資料のやり取りをオンラインで行う
・仕事やレスポンスが遅くならないために③仕事の締め切りを極力、確認する
・おわりに
税理士として仕事やレスポンスが遅くならないためには
関与先からの連絡をこまめに確認することが第一です。
そのため、郵便、電話、FAX、メール、Lineは
平日、事務所に来たら、必ず、チェックしています。
とりわけ、20代、30代の若手の経営者の方の場合
Lineでのやりとりが増えてきていると、感じます。
税理士として仕事やレスポンスが遅くならないためには
資料のやりとりをオンラインで行うことも重要です。
クラウド上のデータサービスや
PDFなどのメール添付などで資料を共有できれば
郵送や対面で、お互いに紙の資料を持ち寄るより
時間の節約ができます。
税理士事務所では、確定申告の期限であれ
源泉所得税の納期限であれ
いつも、仕事の締め切りに追われています。
そのため、締め切りまでの期間の短い仕事は
優先順位が上がってきます。
裏を返せば、締め切りが遅い仕事や、締め切りをはっきり確認していない仕事は
優先順位が下がり、後回しとなります。
そうなると、後回しになった仕事や、その仕事へのレスポンスも遅くなりがちです。
こうした事態を避けるためにも
仕事の締め切りについては、極力、確認するようにしています。
税理士の仕事やレスポンスの早さは
会計データをパソコンに入力する指先のスピードや
46時中、スマホで関与先と連絡をとりあうことなど
がすべてではないと思います。
それよりも、むしろ
仕事の締め切りや、関与先からの連絡をこまめに確認することで
業務完了までの適正な時間を見積もり
一定の品質の仕事を締め切りまでに終わらせる
といったことが重要だと考えています。
こうした仕事やレスポンスが遅くならないための取り組みは
決して、むずかしいことではないので
今後も、継続してゆくつもりです。