中華料理店、そば・うどん店、寿司店、日本料理店、レストラン、焼肉店
バー・スナック、居酒屋、喫茶店など、さまざまな飲食店があるなか
年商2000万円以下の飲食店の開業を想定し
税理士の必要性や、業務内容、費用について確認してゆきます。
目次
・飲食店の開業で税理士が必要なさそうな方は、こんな方
・飲食店の開業で税理士が必要な方は、こんな方
・飲食店を開業した場合の税理士の業務内容
・年商2000万円以下で、飲食店を開業した場合の税理士費用の目安(当事務所の場合)
飲食店の開業といっても、すべての飲食店に税理士が
関与しているわけでは、ありません。
これまでの経験上、飲食店の開業で税理士が必要なさそうな方は、こんな方です。
□飲食店の開業にあたり、一人でやる予定の方
□飲食店の開業にあたり、売上から経費を引いても所得がほとんど出ない方
□飲食店の開業にあたり、規模が小さく、あまり稼働しない方
□飲食店の開業にあたり、税理士費用が負担に感じられる方
□飲食店の開業にあたり、青色申告にこだわらない方
□飲食店の開業にあたり、経理のスキルのある方
売上が年商500万円に満たないなど、一人で目が届く飲食店で
確定申告をしても、納税額がほとんど出なさそうな場合等は
青色申告による節税の必要もとぼしく、税理士費用の負担感も増すことから
開業に際し、あえて、税理士をつける必要はないかと思います。
一方で、経理のスキルのある方の場合、自分できちんと確定申告すればいいので
税理士をつける必要はないかと思います。
飲食店の開業で税理士が必要な方は、こんな方です。
□飲食店の開業にあたり、従業員を雇う方
□飲食店の開業にあたり、売上から経費を引くと所得がある程度出る方
□飲食店の開業にあたり、年間を通じて、稼働予定の方
□飲食店の開業にあたり、法人で飲食店を開業する方
□飲食店の開業にあたり、法人成りも検討している方
□飲食店の開業にあたり、創業融資を希望している方
□飲食店の開業にあたり、税務や経営の相談相手がほしい方
□飲食店の開業にあたり、経理を税理士に丸投げしたい方
□飲食店の開業にあたり、経理や経営をちゃんとしたい方
飲食店の開業にあたり、従業員を雇い
売上や利益を伸ばしてゆこうとお考えの方の場合
節税対策や資金調達などで、税理士が必要となります。
飲食店の開業にあたり、税務や経理を税理士に丸投げすれば
本業に集中できると考えている方は、多いです。
飲食店を開業した場合の税理士の業務内容としては
・会計、税務の代行、丸投げ
・経営、資金繰りの支援
といったところとなります。
・税務相談・記帳代行・給与計算・源泉事務・年末調整
・給与支払報告書や償却資産税申告書の作成と提出等
・確定申告・各種税務上の届出の作成と提出等
これらの業務は、会計や税務の専門知識が必要となります。
これらの業務を、飲食店の本業(調理や接客)といった傍らで
自分で行うよりは、税理士に丸投げしたほうが、楽です。
・試算表の提示による資金繰りや納税予測等
・創業融資の際の創業計画書の作成のアドバイス等
飲食店を開業したら、その時点で、経営者となります。
1年間、飲食店を経営したら、売上や所得は、決算書の数字に反映されることから
飲食店の開業と同時に、数字と向き合うことになります。
税理士は、日々の業務で数字を見ています。
そのため、現状の経営成績や、創業計画といった数字に関することがらで
サポートができます。
年商2000万円以下で、飲食店を開業したら
税理士費用の目安は、当事務所の場合
年商1000万円~2000万円で
記帳代行、確定申告まで含み、16万円~25万円くらいです。
個人の確定申告のみ、法人の決算のみなら、10万円前後です。