フリーランス美容師が税理士丸投げする場合の
メリット、デメリット、丸投げする前にやっておくといいこと
税理士の探し方、費用の目安(当事務所の場合)について
概要を解説します。
目次
・フリーランス美容師にとっての税理士丸投げとは
・フリーランス美容師にとっての税理士丸投げのメリット、デメリット
・フリーランス美容師にとっての税理士丸投げする前にやっておくといいこと
・フリーランス美容師にとっての税理士の探し方、費用の目安(当事務所の場合)
フリーランスの美容師は、個人事業主です。
個人事業主が確定申告する際は、帳簿の作成や決算書・申告書の作成、提出等が必要となります。
フリーランスの美容師にとっての税理士丸投げとは
フリーランスの美容師が個人事業主として確定申告するにあたり
年に一回、帳簿の作成や決算書・申告書の作成や提出等
を税理士に全面的に代行してもらうことをさします。
フリーランスの美容師が税理士丸投げするメリットとしては
・正確な税額計算が期待できる。
・申告期限までに間にあう可能性が高い。
・丸投げした分の時間を本業にあてられる。
・確定申告で税務署まで行かなくいい。
・一度、丸投げして、確定申告書の書き方などを教えてもらったら、2回目以降、自分で申告する際の参考になる。
といったことに加え、将来的に、自分のお店をもちたい方の場合
税理士丸投げをきっかけに、税理士と顧問契約し
開店資金の融資などの相談までのってもらえる点もふくまれます。
一方、税理士丸投げするデメリットとして
・税理士の費用がかかる
・年に一回、税理士に数字を示されるまで、自分で試算表等を作らないと、経営管理がずさんになる
といった点もあげられます。
フリーランスの美容師にとって、税理士の費用は、決して安いものではありません。
フリーランスの美容師が、税理士丸投げする際は、複数の税理士と面談するなどし
費用とそれに見合う効果の両方をよくよく比較することが大切です。
フリーランスの美容師が、税理士に丸投げする前にやっておくといいことは
以下の3点です。
・インターネット上での確定申告に関する情報収集
・開業届と同時に青色申告の承認申請書の税務署への提出
・売上や経費、医療費控除など、確定申告に必要な資料の管理
開業届や青色申告承認申請書の書き方、確定申告に必要な資料の具体例など
インターネット上での情報収集で概要は、つかめると思います。
インターネット上での確定申告に関する情報収集につき
さまざまなサイトがありますが、国税庁のHPを中心に見てゆくといいです。
また、税理士に丸投げする前に、経費のなかから
プライベートでの出費は除くようにするといいでしょう。
ちなみに、フリーランスの美容師で、売上が一般消費者のみの場合
インボイス登録は、必要ではありません。
フリーランスの美容師にとって、税理士を探すメリットが
本業に集中できる点であるとすれば
オンラインミーティングやグーグルドライブなどが使える
税理士を探すといいと思います。
オンラインミーティングに対応可能な税理士であれば
税理士とミーティングする際、税理士事務所まで行く時間が省略できますし
グーグルドライブに対応可能な税理士であれば
自分の好きな時間帯に資料をアップロードできます。
こうしたことで、自分の時間をつくってゆける環境づくりに
貢献できる税理士かどうかを、税理士探しの際のポイントにするとよいと思います。
最後に、フリーランスの美容師の税理士丸投げの費用ですが
当事務所の場合、年間の売上が1000万円以下であれば、11万円です。
年間の売上が1000万円を超えるようであれば、消費税の申告もあるため
要、ご相談となります。