一人で会社を作る6つのメリットとして
・少額・早い・信用・節税・自由・簡単
をあげます。
目次
一人で会社を作る6つのメリット・少額
一人で会社を作る6つのメリット・早い
一人で会社を作る6つのメリット・信用
一人で会社を作る6つのメリット・節税
一人で会社を作る6つのメリット・自由
一人で会社を作る6つのメリット・簡単
一人で会社を作る6つのメリット:まとめ
一人で会社を作るメリットとして
専門家に依頼して会社を作る場合に比べて、少額な点があげられます。
合同会社を一人で作れば、登録免許税等をあわせ、10万円
株式会社を一人で作れば、登録免許税等をあわせ、25万円ほどかかりますが
司法書士などの専門家に依頼すれば、これらに加え、専門家の手数料が別途、発生します。
また、一人会社の場合、設備投資などがなければ
資本金を1万円にしたり、10万円にしたり、することもできます。
従業員を雇って、会社を作る場合
運転資金の元手となる資本金は、もう少し多いほうが望ましいのに比べたら
一人会社の場合、資本金も少額で済むことが多いです。
一人で会社を作るメリットとして、早めに会社を作れる点があげられます。
会社を作る際の定款の記載事項として
商号や、本店所在地、事業目的など、一人で決められる場合
誰かと相談しながら決める場合よりも、早く、会社を作ることができます。
もっとも、会社を作る際の早さに関しては
一般的に合同会社なら、2~3週間、株式会社なら、1~2ヶ月であり
会社の形態によっても、変わってきます。
あくまで、一人で会社を作るメリットとしての早さとは
意思決定の早さと言えます。
一人で会社を作るメリットとして
一人会社であっても、個人事業主に比べて
社会的信用力がある点があげられます。
社会的信用力とは、イメージとも言い換えられます。
たとえば、取引先などに、名刺を渡す際
一人で会社を作っても、○○会社、代表○○
と記載できれば、イメージとしては、個人事業主に比べ
よいものとなります。
一人で会社を作るメリットとして、節税があげられます。
青色申告の個人事業主で、売上から経費を引いた利益が、1千万円の場合
この1千万円から、青色申告特別控除10万円~65万円、基礎控除48万円が最低限、引けるのに対し
一人で会社を作って、会社の売上から役員報酬以外の経費を引いて、役員報酬1千万円の場合
この1千万円から、給与所得控除195万円、基礎控除48万円が、最低限、引けます。
この場合、同じ1千万円であっても、一人で会社を作れば、最低限、引ける額が個人事業主に比べ、多いため
所得が減り、節税となります。
節税に関しては、その他にも、赤字の繰越期間が会社のほうが、個人事業主に比べ長い点など
さまざま、あります。
一人で会社を作るメリットとして、自由な点もあげられます。
一人で会社を作る場合、夫婦や家族、個人事業主のときからの従業員等と
相談しなくていい分、役員報酬や経営方針を自由に決めやすいと言えます。
なかには、事業がうまくいかず、途中で、休眠する会社もありますが
その場合も、いつ、復活するかの時期等は、一人で会社を作る場合
自由に決められます。
一人で会社を作るメリットとして、簡単な点もあげられます。
会社を作る際の定款も、一人で会社を作る場合、必要最小限のものでいいですし
会社を作ったあとの、事務も簡単になることが多いです。
一人で会社を作って、一人で給与を設定すれば、給与計算は、簡単ですし
一人で、使う経費を帳簿に記載する場合も、会計処理は、簡単なことが多いです。
また、こうした会社設立から、運営にいたるまでの
事務が簡単であるということは、途中で、間違ったとしても
修正も簡単に行えるというメリットがあります。
一人で会社を作るメリットをまとめると
お金と時間の面で、プラスに作用するということになると思います。
少額で会社を作り、節税もできれば、お金が浮きます。
会社に信用があれば、売上の増加が期待できます。
会社を簡単に、早く作ることができれば、時間が浮きますし
一人会社の場合、出勤時間や退勤時間なども、自由にコントロールしやすいです。
こうしたお金と時間の面で、プラスに作用することも多い一人会社の設立ですが
その一方で、とりわけ、お金に関しては、税理士に相談する方も多いです。
一人会社の税金、あるいは、一人会社の融資など
一人で抱えているより、誰かに相談したほうが、気が楽になることがあります。
これから、一人で会社を作ることをご検討されている場合
お気軽にお問い合わせください。