税理士事務所でクラウド決算するには
クラウド上の決算書、総勘定元帳、仕訳帳を税理士事務所にPDF等で出力してわたすか
クラウド会計のID,パスワードを税理士事務所と共有するかの二通りが考えられます。
税理士事務所でクラウド決算する際、もっとも、重要なのは
クラウドの会計ソフトで正確な会計処理をすることではなく
クラウド上のデータを税理士事務所と共有することです。
クラウド会計のID,パスワードを税理士事務所に知らせない場合
クラウド上で、共有したい帳票は、決算書、総勘定元帳、仕訳帳です。
決算書は、損益計算書、貸借対照表のふたつは、必須です。
クラウド決算の際は、会計処理のやり方を確認することも大事ですが
それ以上に、税理士事務所が要求するこれらの帳票をPDF等で
出力できるように、クラウドの会計ソフトのマニュアルに目を通すことのほうが大切です。
これらの帳票が出力できれば、あとは、メール添付等で、税理士事務所にデータを渡せば
仕訳の修正、追加等があり、クラウド会計を使ったクラウド決算が完了します。
クラウド決算のやり方としては
クラウド会計のID,パスワードを税理士事務所と共有する方法もあります。
この場合、自分で、クラウド会計のデータを入力して、税理士事務所にチェックしてもらってもいいですし
クラウド会計のID,パスワードに加え、請求書や通帳の写しなどを税理士事務所に丸投げし
自分では、一切の会計データの入力をしないという方法もあります。
このやり方の場合、決算書、総勘定元帳、仕訳帳などの出力は、税理士事務所のほうで
できると思います。
税理士事務所でクラウド決算する際
クラウド会計上のデータは、税理士事務所でチェックするため
必要以上に、会計処理の正確さにとらわれる必要はないと思います。
それよりも、クラウド上で、決算書、総勘定元帳、仕訳帳といった帳票を
出力できるようにマニュアルを確認したり
クラウド会計のID,パスワードを税理士事務所と共有する際の
税理士事務所の業務の内容を確認したりするほうが、大切です。