起業してから、借金をするとどうなるのか
会計、税務、資金繰りの3つの視点から
簡単に、解説します。
目次
・起業してからの借金は、大きく分けてふたつある
・起業してから、借金をするメリット、デメリット
・起業してから、借金をするとどうなるのか①会計
・起業してから、借金をするとどうなるのか②税務
・起業してから、借金をするとどうなるのか③資金繰り
・まとめ
起業してからの借金は、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、日本政策金融公庫他、金融機関からの借金。
もうひとつは、親、兄弟、知人、友人などから個人的な借金。
もっとも、後者に関しては、会社を設立した場合
社長個人から、会社が借りるといったことが、圧倒的に多いです。
起業してから、借金をするメリット
・起業してから、必要な設備資金や運転資金を早く集められる。
・事業が軌道に乗るまで、資金ショートを防ぐことができる。
・金融機関に借金をきちんと返済してゆけば、金融機関との関係が良くなる。
起業してから、借金をするデメリット
・会社を設立して、社長個人からの借入が多いと、税務署に目をつけられやすくなる。
・借金の元本の返済にくわえて、利息も支払うことになる。
・創業融資を受けても、事業が軌道に乗らないと、元本や利息の返済が重荷となる。
起業してから、借金をすると
貸借対照表の負債の部に
短期借入金、代表者借入金、長期借入金といった科目がのります。
借金の返済の際、元本は、経費には、なりません。
経費になるのは、あくまで、利息です。
起業してから、借金をする際、金融機関からの借金は
税務上、問題になることは、ありません。
その一方、会社を設立して、社長個人からの借金が多額だと
税務調査で目をつけられやすくなります。
そのため、会社を設立して、社長個人から借入がある場合
毎月一回は、清算する習慣をつけるといいです。
起業してから、借金をしたあとの資金繰りに関して、思うことは
借金の直後は、資金繰りは、楽になるものの
借金して数年たつと、資金繰りは、必ずしも楽にならないといったところです。
借金して数年たつと、事業が軌道にのる方、のらない方
それぞれ、いろんなケースにわかれてきます。
起業の際の借金の目的は、事業のスタートダッシュです。
初速をあげ、その後の資金繰りを楽にするためにも
起業前から、顧客の確保に努めたり
綿密な創業計画をつくることが、重要です。
起業してから、借金をすると、どうなるのか
というと、いいこともありますし、わるいこともあります。
また、借金の返済状況や、増減の状況次第で
金融機関や税務署との関係も変わってきます。
それでも、これから、起業するかたで、借金してもいいとお考えのかたは
お気軽にお問い合わせください。