そろそろ所得税の確定申告の時期ですが、
直近2期分の確定申告書の控えは、
個人事業主が公庫と付き合ううえで
大切な書類となります。
これに加え、
直近の売上、経費の状況が
わかる資料があれば、
信用情報に傷がないことや
希望借入額が売上の規模に見合うかどうか
といったところが審査のポイントとなるでしょう。
とはいうものの、
北とぴあ、赤羽会館、赤羽北ふれあい館、
滝野川会館、SKIPシティ
といった会場などで確定申告している場合、
確定申告書の控えを
紛失してしまうこともあるようです。
こうした場合、
確定申告書がないために公庫融資は
あきらめなければならないかというと、
そうでもありません。
直近2年分の所得税の確定申告書のうち、
1年分くらい欠けていても、
税務署から納税証明書をもらえば、
融資の審査はしてもらえることがあります。
納税証明書には、
納税額等の証明と所得金額の証明が
記載されています。
所得税の確定申告をしたら、
控えはとっておいたほうがいいですが、
控えをなくした場合、
こうした納税証明書を
川口税務署、西川口税務署、王子税務署他
でとっておくといいでしょう。
そのうえで、
直近の売上や経費についてまとめておけば
審査にのぞみやすくなると思います。
なお、
税理士事務所に依頼すれば、
確定申告書の控えはすぐに出せるので
これまで自分で確定申告していた方は、
税理士事務所に相談するのもいいかもしれません。