北区を中心に川口市からも
会社設立や日本政策金融公庫の創業融資
のお問い合わせをいただいております
北区創業融資センター@赤羽駅前こと
田口通税理士事務所の税理士の田口です。
日本政策金融公庫の創業融資を受ける際、
申込者の多くは、
実際に必要としている借入金よりも
多めの希望借入額を創業計画書に
記載する傾向があるようです。
ところが、実際に公庫の担当者が
創業計画書をチェックすると、
関連資料もふくめ、総合的に検討し、
希望借入額が減額されるケースがあります。
こうした場合、
公庫の担当者は、
まずは返済実績を作って、
無理のない借入をしてほしい
と考えているようです。
創業融資の申込者は、
残念ながら実績があるとは言えないため、
希望借入額を多くしがちですが、
公庫担当者にとっては、
その後の返済実績のほうに関心がゆくためか、
借入額に対し、
認識のちがいが生まれることもあります。
こうした点を考慮すると、
やはり、最低限度必要な借入額
あるいは、無理のない借入額
といったことを創業計画書の段階では、
吟味する必要があるかと思います。
そのため、
当事務所で無料相談に来られたかたには、
借入の上限と下限についてヒアリングし、
無理のない創業計画を作ることをすすめています。
創業融資の借入額が満額に満たないとしても
そこから返済実績を積み、
堅実な経営を目指してほしいと思います。