創業時に全額、自己資金だけで
まかなえたらいいのですが
そうもいかないことも多いと思います。
自己資金でまかないきれない場合の
資金調達の方法としては
・借入
・出資
・贈与
・助成金
・補助金
の5つがあります。
日本政策金融公庫や民間金融機関
親や知人などからお金を借りる。
投資会社などから設立時に
出資を受ける。
親や知人などからお金をもらう。
借入との違いは返済不要な点。
自治体や厚生労働省系の助成金。
補助金同様に返済は不要。
自治体や経済産業省系の補助金。
といったところかと思います。
創業時の資金調達の方法として
もっともポピュラーなのは
日本政策金融公庫の創業融資です。
平成28年度の実績は28,392企業です。
これはダントツといっていいと思います。
2017年のベンチャーキャピタルの数は1,101社です。
キャリアアップ助成金にかかわる
有期契約労働者等の処遇 改善に取り組んだ事業所数は
平成28年度は2,921です。
平成29年度の創業補助金の採択件数は109件です。
公庫の創業融資はケタが違うのです。
贈与に関しては
親や知人からお金をもらって創業する場合を意味します。
これに関しては国税庁の統計などを見ても
正確な件数は把握しずらいのですが
実務上、親から子への贈与は
住宅資金が多いと感じます。
そのため、公庫の創業融資実績に比べると
はるかに少ないと思います。
創業資金の調達方法はいろいろありますが
こうした実施件数も参考に
どういう方法がベストか検討してみるといいかもしれません。