フランチャイズに加盟して
創業融資を受けたいという方のご相談を受けることがあります。
このコラムでは
フランチャイズと創業融資の関係について書きます。
フランチャイズに加盟するメリットとしては
・経験値が浅くても補ってもらえる。
・本部がマーケティングを代行してくれる
といったものがあり
自分で市場調査をする手間などが省けたりする分
創業はしやすいと思います。
しかし、その一方でフランチャイズに加盟するデメリットとして
・高額な加盟金
・エリアによって出店できない
といったものがついて回ります。
過去にアルバイト経験しかない業界で
大手のフランチャイズ加盟により
1億円の創業資金を必要としていた方もいますが
日本政策金融公庫の創業融資を受けた方の
創業資金の総額は
おおむね1300万円前後(新規開業実態調査)です。
業界経験が浅く、情報収集が進んでいない場合
フランチャイズで創業融資を受けようとしても
厳しい結果となることも予想されます。
またフランチャイズで学習塾などを創業する場合
生徒数の少ないエリアでは
開校を見合わせることもあります。
フランチャイズで創業融資を受ける際の注意点は
・経験値が浅い場合、フランチャイズが補ってくれることを説明できるかどうか
・高額な加盟金を創業融資の対象とした場合、返済のめどがたつかどうか
・フランチャイズとして出店できるめどが立っているかどうか
といった点は確認しておくといいでしょう。
フランチャイズチェーンで創業融資を受けるのであれば
情報収集の一環として公庫に申し込む前に
専門家の無料相談を活用されることをおすすめします。