経営計画の予実管理は
忙しくて手が回らない
と思われがちですが
やってみると
気持ちいいものです。
目次
・予実管理が後手に回る理由
・予実管理の快楽
経営計画自体を
作成する中小企業が
少ないのが現実ですが
予実管理までする
中小企業はもっと
少ないです。
職員10名以上
関与先300社ほどの
中堅の会計事務所でも
予実管理をする
中小企業は数社であることも
珍しくありません。
予実管理が後手に回るのは
日々の忙しさです。
営業活動で
車を長距離運転したあとに
予実管理まで
やるくらいなら
ふるさと納税でもして
返礼品を受け取ったほうが
生活は豊かになるし
節税にもなるのは事実です。
予実管理が後手になるのは
目の前の果実と
無関係そうな点も
あると思います。
しかし
予実管理には
あまり知られていない
快楽があります。
それは
会計事務所などに
予実管理を手伝ってもらえば
社長の話を
じっくり聞かせることが
できる点です。
会計事務所の職員が
関与先に訪問して
社長から話を聞くときと
いうのは
結構、世間話が多いのが
実態です。
高齢の社長の場合は
自身の戦争体験に
及ぶこともあります。
それはそれで
否定しませんが
予実管理を毎月行うと
計画と実績の差異の分析以外に
重点施策や
社員の教育など
日頃、心に思っていても
口に出せないことを
言語化することができ
スッキリします。
こうしたスッキリできる
サービスは
会計事務所が提供できる
サービスのうち
予実管理以外にはありません。
予実管理は
まさに快楽なのです。