国際通貨基金(IMF)
の世界経済見通し(WEO)
によると
新型コロナウィルス感染症の影響で
2020年の世界経済はマイナス3%
と縮小するとの見解が
出されています。
経済的な悪影響を拡大しないため
日本でも積極的な財政出動がなされた。
としつつも
世界経済見通し(WEO)では
2021年の実質GDPの増加率は
アメリカやヨーロッパが
4%台なのに
日本は3%とされています。
2020年の日本の実質GDPは
-5.2%
アメリカやヨーロッパが
-6%~-7%台と予測されていることから
日本は欧米に比べたら
コロナの悪影響もその後の成長率も
低めとされています。
この世界経済見通し(WEO)は
リーマンショック後の
新設法人の数の推移とよく似ています。
リーマンショックの翌年2009年の
新設法人の数は
東京商工リサーチによると
前年比-4.3%でしたが
翌年2010年には
プラス3.1%に転じています。
新設法人の数そのものでは
2009年に10万社を
やや下回っているものの
2010年には10万社ちょうどくらいに
なっています。
リーマンショック後の日本の成長率が
-5.4%だったことをふまえると
コロナショック後の
日本の新設法人の数も
前年比-5%台くらいとなり
2021年には数%ほど
新設法人の数が増えると予想されます。
新設法人は
原則、2年間、消費税もかからず
昔に比べ最低資本金制度も
撤廃されたため
作りやすいです。
法人なら個人では
持続化給付金の対象外である
配当所得や不動産収入も
事業として認められ
持続化給付金の申請もしやすいです。
こうした事情から
コロナの第二波に備え
新設法人を設立する動きもあることを
考慮すると
コロナ流行後の新設法人の数は
一時的に減少しても
リーマンショック後に比べ
大幅に減少はしないと考えられます。
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