税理士事務所に入って
最初に与えられた仕事は
街の小さなパン屋さんへの訪問でした。
オンライン面談の普及で
こうした訪問はなくなるのでしょうか?
以下、あくまで個人的見解に
すぎないことをお断りします。
目次
・定番だった税理士の訪問
・オンライン化で
税理士の訪問は要らなくなる?
昭和から平成の中頃までは
税理士が関与先に訪問するのは
ごく当たり前のことでした。
訪問の頻度にもよりますが
毎月、試算表をもっていったり
源泉税の納税の指導や
決算の打ち合わせなどをしたり
ときには
相続でもめた際の仲介役等
として、さまざまな
場面で税理士は訪問をしてきました。
ところが
平成も中頃を過ぎるあたりで
自計化ソフトも普及し
少しずつオンライン化の
波が税理士事務所にも押し寄せ
税理士が訪問しなくても
済むような状況になってきました。
インターネットがあれば
相談や資料の送付が
メールでできるように
なってきたからです。
このオンライン化の波は
クラウド会計や
新型コロナの影響で
加速してゆくこととなりました。
オンライン会議の導入は
単に便利だから
というだけではなく
お客様の健康を守る意味でも
重要となりました。
もっとも
オンライン化が加速するといって
すべてがすべて
オンライン化するわけではありません。
短い時間の訪問であれば
対面でも問題ないでしょうし
対面のほうが
相手のリアクションが
伝わりやすいのも事実です。
どちらがいいかは
お客様次第です。
当税理士事務所としては
そのあたりに
柔軟な対応ができるように
努力するだけです。