経営資金が少額だと
さまざまな
メリット・デメリット
があります。
少額の経営資金と
創業融資の関係にも
ふれてみます。
目次
・経営資金が少額のメリット
・経営資金が少額のデメリット
・少額の経営資金と創業融資
経営資金が少額だと
・お金を失うリスク減
・起業まで時間が短縮
・関係者に迷惑減
といったメリットがあります。
経営資金が少額だと
事業に投資した
お金を失うリスクも
減ります。
税理士事務所の場合など
はその典型です。
一概には言えませんが
必要なのは
パソコン他備品くらいです。
設備投資が必要な
業種であれば
中古を検討するなど
経営資金を少額にすることで
初期投資の
リスクを減らせます。
経営資金が少額だと
お金をためるまで
あまり時間がかからず
早く、起業できます。
起業の動機の一つに
自分の経験を活かしたい
という自己実現があります。
収入は一時的に減っても
早く、起業し
自己実現したいのであれば
少額の経営資金でも
時間短縮という
メリットはあるでしょう。
経営資金が少額だと
売上もさほど
大きくならないことから
税金も融資額も
少な目になります。
その分
税金を滞納したり
融資の返済が滞っても
金額が少額な分
取返しがつきやすく
関係者に
迷惑をかけることも
少なくなります。
経営資金が少額だと
・資金ショートしやすい
・収益があげずらい
・信用力にかかわる
といったデメリットも
あります。
経営資金が少額だと
資金ショートしやすいです。
日本政策金融公庫の
2016年の
新規開業実態調査では
黒字企業が黒字化するまでの
運転資金の平均は
おおよそ半年くらいです。
仮に
半年の間、思うように
収益があがらなくても
その間
人件費はもたせるくらいの
経営資金は必要です。
経営資金が少額だと
投資が少ない分
収益があげずらいです。
業種によっては
仕入の数に
売上が比例します。
初期投資での
仕入れが少ないと
売上も少なくなること
があります。
資本金が100万円未満だと
小さな会社とみられ
信用力にかかわります。
資本金は多いほうが
融資は受けやすいです。
日本政策金融公庫の
創業融資の形式基準では
自己資金の9倍が
融資限度額とされ
少ない経営資金でも
多くの融資が受けられる
かのような印象を
あたえますが
実際の審査では
自己資金の
2倍~3倍が
融資限度額とされます。
創業融資の審査を
パスするには
こうした事実のもと
必要以上に
多くの借入を希望せず
設備資金や運転資金も
必要最低限のものに
とどめることが
重要となります。
創業融資は
少額の自己資金でも
チャンスをあたえますが
創業計画書の作成は
しっかりと行う
必要があります。