虎穴(こけつ)に
入(い)らずんば
虎子(こじ)を得ず
会社設立は
リスクと引き換えの
冒険です。
もっとも
会社設立の際の
手続きの煩雑さや
均等割の負担は
当たり前の話なので
リスクとは
考えていません。
会社設立の際の
ほんとのリスクとは。
目次
・会社設立のリスク
①事業資金を失う
・会社設立のリスク
②借金が増える
・会社設立のリスク
③収入が不安定
・会社設立のリスク
④家族に迷惑
・会社設立のリスク
⑤関係者に迷惑
・会社設立のリスク
⑥簡単に辞められない
・会社設立のリスク
⑦再起が困難
・会社設立のリスク
⑧税務調査
・会社設立のリスク
⑨仲間の裏切り
・会社設立のリスク
⑩創業融資の失敗
会社設立をすれば
資本金として
お金が出てゆきます。
資本金を元手に
収益があがれば
事業資金を
失うことはありませんが
日本政策金融公庫の
2016年の
新規開業実態調査では
黒字企業が
黒字化するまでの
平均月数が6.8ヶ月と
会社設立後も
半年は我慢する
覚悟が必要です。
会社設立をすると
多くの会社が
借入をします。
会社の代表者からの
借入をする会社も
たくさんあります。
金融機関から
借入が増えると
借金の返済が
役員報酬の支払等を
圧迫するリスクがあります。
会社設立をすると
サラリーマンと違い
軌道に乗るまで
収入が安定しない
ことがあります。
中小企業の場合
景気変動の波に
業績が左右される
ことも多く
役員報酬を
毎年のように
見直す会社もあります。
会社設立をすると
収入が不安定になり
家族に迷惑を
かけることもあります。
子供が大学生で
お金がかかる場合など
こうしたリスクは
高くなります。
会社設立をすると
ありがちなのは
税金や
外注工賃の
支払いが滞る
というリスクです。
ひどい方の場合
税務署が何度
督促しても
まったく応じません。
責任感がない方が
会社設立をすると
関係者に
迷惑をかける
リスクは高いです。
会社設立をすると
会社を簡単に
閉じられません。
休眠するにしても
清算するにしても
一定の手続きが
必要です。
また
会社設立をすると
さまざまな
利害関係者への
責任もあるため
簡単にはやめられません。
会社設立をして
債務整理などすると
5年経過しても
日本政策金融公庫の
融資を受けて
復活できないことが
あります。
会社設立のリスクの
ひとつに
再起が困難な点もあります。
会社設立をすると
税務調査のリスクも
高まります。
会社は個人より
規模が大きいのが
一因ですが
最近では
無申告の調査も
増えています。
会社設立をしても
法人税や消費税の
申告を税務署に
していないと
いつ
税務調査が入るか
わからないという
リスクがあります。
会社設立をする際
一緒にいた仲間が
会社のお金を
勝手に使い込んだあげく
音信不通になることも
実は、よくあります。
会社設立をすると
気づかされることの
ひとつが
人は平気で裏切るという
ことです。
会社設立のリスクの
なかでも
仲間の裏切りほど
痛いものは
ないと言えるでしょう。
会社設立をすると
よくあるのが
会社設立後
半年たって
資金ショートする
ケースです。
会社設立をして
半年くらいたって
創業融資の
申請を日本政策金融公庫に
しようにも
直近の試算表が
赤字だと
返済能力が疑われます。
会社設立して
創業融資を受けるなら
会社設立の前に
専門家らと
相談したほうが
いいでしょう。