決算日は定款で
確認できます。
会社設立時に
定款を作成したものの
それっきりと
なっていませんか?
目次
・決算日を定款で確認するには
・定款の決算日を使用する場面
決算日を定款で
確認するには
定款の「事業年度」
という項目を見ます。
定款の「事業年度」には
当会社の事業年度は
毎年〇月〇日から
×月×日までとする。
と書かれています。
決算日とは
この×月×日を言います。
会社設立の際に
定款のコピーを
税理士事務所などに
渡してあれば
そちらを確認しても
いいでしょう。
とはいうものの
なかには
会社設立時の定款を
紛失する方もいます。
その場合
法務局では5年間
定款を閲覧できますが
5年を過ぎたら
会社設立時に
登記を依頼した
司法書士等に
連絡をとるのも
いいでしょう。
定款の決算日を
使用する場面として
会社設立時の
・法人設立届出書
・青色申告の承認申請書
会社の決算時の
法人税の申告書
などがあります。
もっとも
青色申告の承認申請書
などは
税務署の収受印が
押されている場合
決算日を記載せずとも
受け付けてくれることも
ありますが
税務申告書では
必ず決算日を記載する
必要があります。
そうしないと
設立初年度の
地方税の均等割の
計算が正確にできない
などの不都合が
生じるためです。
定款の決算日を
見て税額の計算などを
するのは
税理士の仕事ですが
決算日は
納税者の方にも
記憶していただく
必要があります。
決算日を覚えておかないと
決算をむかえても
いつ納税の準備をしたら
いいか、わかりませんし
役員報酬の改定も
いつ、行うかわかりません。
会社の決算日は
個人と異なり
自由に設定できます。
その分
責任をもって
決算日を記憶
しておかないと
思わぬ落とし穴に
はまる可能性があります。
会社を設立したら
定款の決算日は
記憶しておきたい
ところです。