個人事業主
会社設立を問わず
多くの起業する方を
見てきましたが
ほとんどの方は
売上目標をもっていないにも
かかわらず
ある一定の売上を
自然と達成しています。
多くの方が起業の際
他人にはない
素晴らしいアイデアや才能が
あるというわけでは
ありません。
起業するのは
普通の人です。
ただし
起業にあたっては
同一業種で10年以上
勤続するなど
普通より
多くの経験が必要です。
同一業種での
経験が蓄積されることで
技術、人脈、情報
自己資金、計数管理
営業、採用など
起業に必要な
ノウハウが自然と
備わってきます。
起業の際
売上目標を自然と達成するには
創業融資を使い
資金を潤沢にしておくなど
数字に強くなる必要があります。
起業の際
固定客をそのまま
引き継げる場合
数字に強くならずとも
自然と売上目標が
達成されることもありますが
その場合
いざ固定客が離れるなど
ピンチのときに
おぼつきません。
数字に強くなることは
リスク管理の向上です。
売上があがらないことも
見越して
融資やマーケティングに
時間やお金を使える能力を
身に着けておくことで
起業の際、売上目標が
自然と達成されやすくなります。
会計事務所に
勤務して15年くらい
経ちますが
起業して
事業を軌道に乗せるまで
特別なことを
している方はほとんどいません。
売上目標を達成するにせよ
従業員とコミュニケーションを
よくとることが重要です。
会社の経営方針に理解を示してもらうには
お互いに
日ごろからの挨拶を徹底するなど
いたって
当たり前のことが必要となります。
あるいは
日ごろから
事務所の棚の整理整頓をし
顧客の書類の紛失による
信頼失墜を回避しておくことで
顧客離れを未然に防ぐことなども
売上目標を達成するには
必要なことです。
起業してから
売上目標を達成するには
こうした
挨拶だの
整理整頓だのといった
当たり前のことを
やっていることが
必要です。
そのため
起業の際
売上目標を達成にあたり
特別なアイデアや
才能など必要ないと
考えています。