株式会社や合同会社の
設立で会計ソフトを
使用することを検討している方むけの
コラムです。
目次
・私が使用してきた会計ソフト
・会計ソフトで主にやる3つの作業
・会計ソフトは、どこでもいい?
・会計ソフトの使用に向いている会社
・最後に
会計事務所に勤務して
約10数年
使用してきた会計ソフトは
ミロクとJDL、弥生
の3つくらいです。
クラウド会計も多少ありますが
実務上、使用してきた会計ソフトは
オーソドックスなものでした。
この3社が使いやすかったことは
事実ですが
会計ソフトはいろいろあるので
この3社以外にも
それぞれの
株式会社や合同会社に
使いやすいものが
あると思います。
株式会社や合同会社の設立に際し
会計ソフトで主にやる作業は
以下の3つです。
・仕訳入力
・帳票出力
・次期繰越
株式会社であれ
合同会社であれ
基本的に複式簿記による
帳簿を作成します。
会計ソフトで
日付や勘定科目
金額や消費税の税率、課税区分
相手先の名称などを
入力すると
帳簿は自動作成できます。
株式会社であれ
合同会社であれ
会計ソフトを使う方の多くは
入力まではある程度こなせますが
帳票の出力まで
理解される方は
少ないと感じます。
自社で会計ソフトを使用し
税理士に決算のみ依頼する場合でも
会計ソフトから出力できる
帳票の理解は必要です。
会計ソフトで一般的に出力できる
帳票のなかでも
・仕訳帳
・総勘定元帳
・試算表
の出力の仕方は
会計ソフトの
マニュアルなどで
確認しておくといいでしょう。
株式会社であれ
合同会社であれ
設立の1期目が終われば
2期目に残高を繰り越す必要があります。
通常は
会計ソフトは
単年度の使用では
とどまりません。
会計ソフトは
基本的にどこも
そう大差ないという
実感をもっています。
住めば都ではないですが
株式会社であれ
合同会社であれ
1年~2年くらい
同じ会計ソフトを
使用していれば
どの会計ソフトを使用したとしても
業務に支障はないと思います。
実務上
会計ソフトの良しあしで
税務署から
指摘を受けたことはありません。
会計ソフトは
あくまで道具であり
会計ソフト以上に
・真実にもとづく帳簿か
・合法的な帳簿か
といったことのほうが
はるかに重要です。
値段や機能などを
二つ三つ比較してみて
使いやすそうな
会計ソフトを使用すれば
問題ないと思います。
株式会社や合同会社を
設立したからといって
会計ソフトを
自社で使用することは
必須ではありません。
自社で会計ソフトを使用せずとも
会計事務所なら
会計ソフトは使用していますので
仕訳入力も会計事務所に
依頼すればいいのです。
会計ソフトの使用に
向いていると思われる会社としては
・経理の専門家がいる。
・会計事務所への決算料を抑えたい。
・会計ソフトの使用に熟練できるだけの
時間がある人がいる。
・数字を自社でリアルタイムに管理したい。
といった会社が
思い当たります。
これから
株式会社や合同会社を
設立し
会社ソフトの使用に
チャレンジしたい方は
当事務所に
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