これから起業する方は
運転資金は、必ず必要になります。
起業における運転資金とは?
運転資金とはそもそも具体的に何を指し
運転資金を調達するには、どうしたらいいか
考えてみます。
目次
・起業における運転資金とはわかりやすく
・起業における運転資金は、どのくらい必要か?
・起業における運転資金の調達方法
・起業前に確保したい運転資金
起業における運転資金とは、車でいえば、ガソリンのようなものです。
ガソリンがなければ、車が走らないように運転資金がなければ
起業しても、事業を続けられません。
起業における運転資金の具体例としては
・商品の仕入れ・・社会保険料・家賃
・外注費・給料・広告費・交通費・会議費・通信費
・交際費・消耗品費・水道光熱費・人材育成にかかる費用
など、もろもろです。
ただし、運転資金といえば、なんでもありきではありません。
店舗、工場、機械、備品、車両などの設備資金は、運転資金と区別されます。
運転資金を広い意味でとらえるなら、こうした設備資金以外で
経費になるものともいえるでしょう。
ちなみに、創業融資を受ける際は、運転資金は、設備資金と異なり
見積書まで、求められることは、ありません。
起業における運転資金は、3ヶ月~半年分くらいを
見積もるのが、一般的です。
日本政策金融公庫などの創業融資では
起業前に、必要な運転資金の見積もりを出す必要がありますが
これまで、こちらで、創業融資のサポートをした方も
それくらいの運転資金を見積もっています。
半年分の運転資金を自己資金と創業融資で確保したい場合
自己資金で運転資金の2~3ヶ月分、創業融資で運転資金の3~4ヶ月分といった
比率で、計算するのも、一つのやり方です。
先ほども少し、触れましたが
起業における運転資金の調達方法としては
大きく分けて、自己資金と借入に分けられます。
自己資金とは、返済不要のお金であり、自分のお金のことを言います。
借入とは、親、兄弟、知人、友人からの借入や
日本政策金融公庫、他の金融機関からの創業融資をさします。
運転資金は、自己資金と借入に分けられるといっても
起業前に、自己資金をなるべく多めにしておいたほうがいいです。
その方が、結果的に起業してからの借入もスムーズになる可能性が高く
運転資金がなくなることも少ないからです。
そのために、一番、確実なのは、あせらないことです。
起業に必要な運転資金は、同一業種で長い間サラリーマン生活を続け
コツコツお金をためてゆけば、必ず、一定の資金がたまります。
こうした地道な努力をすっ飛ばし、あせって起業すると
運転資金がすぐになくなるおそれがあります。
起業に必要な運転資金の確保は、起業前からすでに始まっているといっても
過言ではありません。
ただ、それでも、少しでも早く起業したい場合
創業融資を受けて、運転資金を確保することを検討してもいいでしょう。
その場合、無料相談を受け付けていますので
お気軽にお問い合わせください。