素人だからといって
起業は、怖いものではありません。
はじめは、みんな素人です。
素人だからといって起業を
怖がらなくていい理由などを書いてみます。
目次
・素人、大丈夫、起業は怖くない理由①はじめは、みんな素人
・素人、大丈夫、起業は怖くない理由②起業は、準備が9割
・素人、大丈夫、起業は怖くない理由③税理士に相談しよう
・素人、大丈夫、起業は怖くない:まとめ
起業の相談を受けていて
みんながみんな
個人事業主のなり方や
会社設立の仕方などについて
熟知しているとは限りません。
はじめは、みんな素人として
起業します。それは
恥ずかしいことでもありません。
実際、私自身が起業したときも
素人の手探りといった感じでしたが
素人なりに、起業し
素人なりに、なんとか頑張っています。
起業の際は、むしろ
自分は、素人と割り切って
税理士をはじめ、いろんな人に
相談をすることが
重要かと思います。
起業に関しては
素人かもしれない・・・
と思っている方でも
本業は、エキスパートである
可能性は、高いと思います。
転職を繰り返さず
同一事業で長年、経験値を蓄え
資格もあり
見込み客にもあてがつき
自己資金もそれなりにあり
過去に税金の滞納等がなければ
創業融資などは、有利だと思います。
起業の際は
起業のアイデアうんぬんより
こうして
本業でエキスパートになっているかどうか
あるいは
起業するための準備ができているかどうか
といったことのほうが
はるかに重要です。
起業したてのかたで
税理士に素人っぽい質問をすることに
抵抗を感じる方もいます。
私自身、税理士として
そうした質問にどこまで
親切に対応しているかとわが身を振り返ると
ちょっと、心もとない気もしますが
多くの税理士は
親切に対応しようとしているはずです。
・試算表の読み方
・青色申告のメリット
・会社設立の流れ
・帳簿のつけ方
・給与計算の仕方
など、起業の際は
さまざまな疑問が出てくると思います。
こうした
疑問に対し
専門家である税理士は
一番、身近な相談相手となるはずです。
日露戦争の203高地の攻略の際
児玉源太郎は、素人よばわりされながら
専門家の反対を押し切り
28センチ砲をそなえつけ
局面を打開しました。
素人の発想は、ときに
専門家の常識をくつがえし
成功への道を開くことがあります。
起業も同様です。
起業の際、自分は
素人だと思っている方でも
大胆な発想の転換や行動力は
専門家であるはずの税理士の理解を超え
事業を前にすすめる可能性があります。
そのため
これまで起業にむけて
ちゃんと準備した方であれば
税理士と相談すれば
大丈夫だと思います。