日本政策金融公庫の
新規開業実態調査を見ると
この30年で開業者に占める
女性の割合は増えています。
もっとも、かといって
ひとり起業を女性が始めるには
特別なことが必要なわけではありません。
あくまで自然体で大丈夫です。
目次
・ひとり起業する女性の印象
・ひとり起業に女性も男性もない。
・自然体でひとり起業を女性がはじめるには
ひとり起業する女性の印象としては
女性ならではの
繊細な気遣いやコミュニケーション能力の高さ
といったものを感じます。
居酒屋やスナック、エステサロン、ネイルサロン
などで起業する女性の相談を受けていると
こうした女性ならではの強みを活かし
お客様に安心感を与えられると
創業融資の際なども
セールスポイントとなると思います。
もちろん、起業するすべての女性が
女性ならではの強みといったものを
意識しているわけではありません。
副業で不動産業を起業する方もいますし
魚屋を起業する女性もいます。
ひとり起業する女性の印象として
女性ならではの強みは
確かに見え隠れしますが
だからといって
男性と特段の違いがあるとも思えません。
ひとり起業に
女性も男性もないと思います。
ひとり起業の際に
女性ならではの強みがあるように
男性ならではの強みもあります。
大工や土木作業の
男性の一人親方などの場合
現場では、体力勝負になることもあり
こうした体力勝負での起業に関しては
男性が強みを発揮すると考えられます。
起業の際
女性ならではの強みや
男性ならではの強みといったものが
どう活かされるかというのは
起業する際
結果的に見えてくるものだと思います。
まずは
それぞれの業種で
一定の経験値を積み
自分のセールスポイントを磨いてゆくことが
先決です。
そのうえで
自己資金を貯め
取引先を確保するなどし
創業融資を受ける際に
女性ならではの強みないし
男性ならではの強みを
セールスポイントとして
付け加えるといった感じでも
いいかと思います。
ひとり起業を女性がはじめるにあたり
何か男性と違ったことをする必要など
ありません。
起業の相談を税理士等にしたうえで
個人事業の立ち上げや
会社設立をし
必要に応じて
日本政策金融公庫の創業融資の検討をする…
といった起業の流れは
自然を流れる川のように
万人に平等です。
要するに
ひとり起業も女性も男性も
基本的に変わりません。
ただ
経済産業省や日本政策金融公庫の調査の
結果などを見ると
ひとり起業する女性には
起業のノウハウや
資金繰りの相談などに対応できる
パートナーがいると
心強いのではないかと感じます。
ひとり起業する女性が
特別なことをする必要はありませんが
そうした
パートナーにあてがあるかどうかは
一度、検討されても
いいでしょう。