誰しも考える会社設立の理由を
4つほどあげてみます。
これから会社設立をお考えの方は
いずれか、思い当たることがあるかもしれません。
目次
・誰しも考える会社設立の理由①取引先からの要請
・誰しも考える会社設立の理由②事業を大きくしたい
・誰しも考える会社設立の理由③見栄
・誰しも考える会社設立の理由④節税
・誰しも考える会社設立の理由:まとめ
個人事業から法人成りする場合など
取引先からの要請で
会社設立することがあります。
取引先によっては
法人のほうがいいというところもあります。
会社設立する理由として
こうした取引先からの要請が
ものをいうことは、よくあることです。
取引先からの要請があって
会社設立する場合に限らず
会社設立する理由として
事業を大きくしたいというのも
正直な理由かと思います。
会社設立すれば
金融機関からの融資も受けやすくなり
人材の採用もしやすくなるなど
事業を大きくするチャンスが広がります。
会社設立、とりわけ
株式会社の設立は
対外的なイメージがいいです。
株式会社も合同会社も
申告上の手続き等は
まったく一緒ですが
それでも株式会社を選ぶ方が
一定数いるのは
株式会社を設立するほうが
見た目がいいからかだと思います。
会社設立する理由のひとつは
見栄を張ることにあるようにも感じます。
会社設立する理由として
見た目とは別に
現実的な理由のひとつに
節税があります。
個人事業では
青色申告の純損失の繰越控除の期間が
3年であるのに対し
会社設立すれば
青色欠損金を10年繰り越すことができます。
会社設立すれば
赤字の繰越期間が長く
黒字と相殺し、節税できる可能性が高いです。
会社設立による
節税のメリットは、まだまだありますが
その他の点は
会社設立の際、税理士と相談するといいでしょう。
会社設立する理由として
上記以外では
副業の受け皿にするためですとか
事業承継にそなえるためですとか
さまざまな理由が考えられますが
会社設立する理由というのは
総じて、会社設立するメリットとも
同じです。
もっとも
会社設立するする際は
メリットばかりではありません。
会社設立する際は
設立手続きや維持管理が
煩雑になるというデメリットもあります。
そうした会社設立のデメリットもふまえたうえで
明確な理由(メリット)があるのかどうかを
検討のうえ
税理士等と相談するといいでしょう。