個人で起業するのであれ
会社設立して起業するのであれ
起業したら、黒字化したほうが
いいと思います。
起業して黒字化しないと
事業の将来に期待が持てませんし
お金も自由になりません。
また、創業融資などを起業のときに
受けていた場合
黒字化しないと
返済もままなりません。
ただし
起業して黒字化したらしたで
税金や社会保険料の負担が
増えることがあります。
また、黒字化して
人をたくさん雇うと
人間関係が煩わしくなることもあります。
起業して黒字化することは
起業する際
ぜひとも達成したいところですが
起業して黒字化したらしたで
また、新たな問題が生じてきます。
これは、一つの考え方ですが
起業してもときに赤字を出してもいいと思います。
ときどき、赤字を出すことで
一時的ではあるものの
税金等の負担を恐れる必要がなくなることもあります。
また、ときどき、赤字を出すことで
さまざまな経営課題に直面し
改善のヒントが得られることもあります。
そうした意味では
起業したら、ひたすら
増収増益で、黒字化してゆくよりも
多少の回り道を通り
赤字も経験しつつ
また、黒字化を目指すというのも
長い目で見たら、有効と言えます。
起業したら
黒字化するのは、大切なことですが
長い目で見たら
赤字も経験し、黒字化してゆくのも
大切なことだと思います。
そのため、
起業の際は、黒字化ばかりに目をとらわれず
赤字ともしっかり
向き合えるようにしたいものです。