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2022.03.22
たまには、税理士と喧嘩したほうがいい3つの理由

たまには、税理士と喧嘩したほうがいい3つの理由

たまには、税理士と喧嘩しても

いいんじゃないかと思います。

目次

・喧嘩の意味について

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由①理解

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由②確認

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由③信頼

・喧嘩の意味について

このコラムでの「喧嘩」とは

議論と言い換えていいと思います。

議論という言葉を使わなかったのは

納税者の方が、税理士と議論する際

多少、感情的になったり

議論の前提がかみ合わなかったりすることがあるからです。

もっとも

それは、税理士にも当てはまります。

専門家というフィルターを取りはらい

まっさらな納税者の視点で

議論ができないとき

税理士の側も感情的になってしまうことがあります。

こうした双方のちょっとしたボタンの掛け違いを

このコラムでは、喧嘩とします。

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由①理解

税理士は、税務の専門家であり

会社の顧問ともなることもあります。

税理士は

会社の内部の人間関係とは

一定の距離を置いていることが多く

税理士と喧嘩することは

ほとんどないのが実情だと思います。

ただし

時に、税法の解釈などをめぐって

関与先と税理士のあいだで

激しい議論が交わされることもあります。

それをあえて、喧嘩と呼ぶとすれば

こうした議論を交わすことで

双方の税法への理解が深まることも確かです。

何度も議論をしてゆくうちに

双方が、根拠となる法令について

より時間をかけて調べ

自身の解釈に誤りがないか

チェックする回数も増えてゆきます。

そのため

たまには、税理士と喧嘩するくらいの

熱い議論を戦わせることは

税法の理解にとって

プラスの効果を及ぼすこともあります。

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由②確認

税理士との関係性が良好であれば

決算や確定申告の際も

税理士の言うことを鵜呑みにしがちかと思います。

しかし

そうした言葉を鵜呑みにせず

自分の目で、決算の数字などをチェックし

不信な点を税理士に確認することも、重要です。

税理士にも間違いは、あります。

そうした間違いを納税者の視点で

追及すると、税理士と喧嘩になることも

あるかもしれませんが

その結果、正しい申告内容になることもあります。

・たまには、税理士と喧嘩したほうがいい理由③信頼

喧嘩するほど、仲がいい友人や夫婦もいますが

税理士との関係にも、これが当てはまることがあります。

喧嘩の前提として

思ったことをおたがいに自由に言い合える関係性があります。

世の中には、専門家を過度に尊重する雰囲気もあり

税理士も、その例外では、ありません。

税理士の言うことを尊重することは大切ですが

税理士の言うことが、常に正しいと信じるのは

過度な尊重です。

ときに、税理士も間違うこともあります。

その際、納税者として、思ったことを

自由に税理士に伝えることは、大切です。

ただし、伝える際は

事実や法に基づき、根拠を示すことが必要となります。

こうした

お互いの尊重に基づき

根拠を示し、自由に議論できる関係性が

税理士との喧嘩の前提です。

こうした関係性の構築は

納税者と税理士との信頼関係にもつながります。

 

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