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2022.08.24
マイクロ法人と役員報酬のものさし

マイクロ法人と役員報酬のものさし

マイクロ法人の場合 

役員報酬を決めるにしても

社長一人の判断で決めやすいと思います。

ただし、役員報酬を決める際は

慎重な判断が必要です。

目次

・マイクロ法人と役員報酬のものさし①無報酬

・マイクロ法人と役員報酬のものさし②創業融資

・マイクロ法人と役員報酬のものさし③節税

・マイクロ法人と役員報酬のものさし:まとめ

・マイクロ法人と役員報酬のものさし①無報酬

マイクロ法人を副業として設立した場合

最初のうちは、事業規模が小さいので

無報酬も検討していいでしょう。

あるいは、マイクロ法人を本業で設立した場合であっても

資金繰りが厳しい場合、2期目、3期目で

無報酬にすることも考えられます。

・マイクロ法人と役員報酬のものさし②創業融資

マイクロ法人で創業融資を申し込む場合

創業計画書に役員報酬を書きますが

役員報酬が少ない場合、公庫担当者が

増額して、内容を審査することもあります。

役員報酬が少ない場合は

他の家族の収入で生活できる旨を説明することも

考えておくといいでしょう。

・マイクロ法人と役員報酬のものさし③節税

マイクロ法人であっても

社長の役員報酬が年間1000万円を超えたりすると

その分の所得税、個人住民税が

役員報酬をセーブした場合の

法人税等+所得税、個人住民税を上回るおそれもあり

トータルで支払う税金が高くなる可能性もあります。

マイクロ法人の場合

頑張った分は、自分の役員報酬の増額という

ご褒美をあげてもいいかと思いますが

あまりに高額な役員報酬の支給に際しては

税理士とも相談のうえ、税金の試算をしてみるといいでしょう。

・マイクロ法人と役員報酬のものさし:まとめ

マイクロ法人の場合

役員報酬の設定は、一人で決めやすいと思いますが

節税を考慮した場合などは

役員報酬の適正額につき

税理士と相談するのもいいでしょう。

あるいは、一度、創業計画を作ってみて

役員報酬をどのくらいにしたら

どのくらい会社にお金が残るかなどを試算してもいいでしょう。

いずれにせよ

マイクロ法人の設立に際し

役員報酬の決定は、慎重であるべきだと思います。

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